- 社労士は主婦が独学で合格できるの?
- 主婦にオススメの勉強法はある?
- 再就職に社労士は役立つの?
主婦の方で社会保険労務士(社労士)に興味がある方。
『主婦だけど社労士に独学で合格できるの?』と気になっていませんか。
社労士は難関試験。合格は簡単ではありません。
★記事を書いた人
知識ゼロから社労士試験に合格。
オススメの勉強法を解説しています。
そこでこの記事では、主婦の方が独学で社労士に合格できるか解説します。
この記事を読むことで合格するためのポイント、主婦が社労士になるメリットがわかります。
★記事の結論
- 独学で合格するのは難しい
- オススメの勉強法は通信講座
- 社労士は再就職、独立に有利
≫参考:社労士の勉強方法を合格者が解説!おすすめの勉強法を紹介
社会保険労務士を主婦が独学で合格できる?
社労士は家事や育児に忙しい主婦の方でも目指せる資格です。
厚労省のデータを見ると合格者の約6割は会社員。多くの方は仕事をしながら合格しています。
つまり、1日の大半を勉強時間につぎ込まなくても、仕事の合間の勉強で受かるということです。
ただし、社労士の合格率は約5%の難関試験です。独学で合格するのは困難といえます。
≫参考:社労士資格は独学で合格できる?合格者が解説。オススメの勉強法も紹介
社労士試験は『暗記』だけで合格できるほど甘くはありません。内容の『理解力』も問われます。
独学で『理解』しながら学習を進めることは大変です。
≫参考:社労士試験が難しすぎ…難しい理由と合格するための勉強法を解説
- 独学に向いている方
- 時間に余裕がある
- 複数年にわたって勉強する覚悟がある
- 社労士の勉強が嫌いではない
上記の方であれば独学で合格できる可能性はあります。ただし独学を選択するなら相当の覚悟が必要です。
≫参考:社労士の難易度を解説!社会保険労務士は難しい?【合格者が解説】
【参考】独学の一助となる書籍
出典:クレアール公式サイト
合格を目指す方にオススメの書籍を紹介します。
社労士に合格するには正しい勉強法を知ることが大切です。そこで参考となる『非常識合格法』という書籍を紹介します。
非常識合格法は大手予備校のクレアールが出版した書籍です。
非常識合格法には社労士一発合格者のノウハウが詰まっています。この本を読むことで『最短最速で合格する方法』がわかります。
合格するための勉強法、学習スケジュールの立て方など受験生が悩むポイントを徹底解説。
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執筆者である北村先生はクレアールの社労士講師。『年金博士』として多数のテレビに出演しています。
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次に主婦の方が合格するためのポイントを解説します。
主婦が社会保険労務士に合格するための5つのポイント
- 勉強時間の確保
- スキマ時間の活用
- 通信講座の活用
- 効果的な勉強法で学習
- 学習計画を立てる
勉強時間の確保
合格には絶対的な学習量が必要です。
合格に必要な学習量は800~1,000時間といわれています。
学習期間を1年間と設定した場合、1日2~3時間は勉強する必要があります。
家族の協力を得られるなら協力してもらって勉強時間を確保することが重要です。
スキマ時間の活用
家事や育児でまとまった時間が取れない主婦はスキマ時間の活用が重要になります。
例えば、
- 早朝
- 料理を煮込んでいる時間
- 洗濯機が回っている時間
- 車の移動中
- 子どもが寝静まった後
スキマ時間なので数十分程度しかありませんが、積み重ねていくと膨大な時間になります。
通信講座の活用
主婦にオススメの勉強法は『通信講座』です。社労士は難関試験。独学で合格できる人は一握りです。
予備校に通う方法もありますが費用が30万円近くかかります。
通信講座の特徴
- 自宅で学習できる
- 価格が安い
- 講師の講義がわかりやすい
- スキマ時間でも学べる教材
私自身、通信講座を利用して社会保険労務士に合格できました。オススメの通信講座は下記の記事を参考にしてください。
≫参考:おすすめの社労士通信講座7選
効果的な勉強法で学習
合格するには勉強法についても考える必要があります。
- どのようにテキストを読めばいいのか
- 過去問は何週するのがいいのか
- 模試の効果的な活用法は
≫参考:社労士試験は過去問だけで受かるの?合格者が経験談を解説
適当にテキストや過去問を解いても合格できません。学力が向上するやり方で勉強する必要があります。
効果的な社労士試験の勉強法については下記の記事を参考にしてください。
≫参考:社労士の勉強法を合格者が解説!おすすめの勉強法を紹介
学習計画を立てる
社労士試験は出題範囲が広いです。計画的に学習しないと試験日に間に合いません。
ざっくりでいいので大まかな学習計画を立てましょう。
大事なことは試験日までに自分がやりたかった勉強をすべて終わらせること。
筆者が合格したときの学習計画は以下のとおりです。
- 9月~4月…テキストと過去問の反復学習
- 5月~7月…問題演習と全国模試
- 8月~試験日…テキストを一周
ざっくりでいいので学習計画は立てておきましょう。
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主婦が社会保険労務士(社労士)を取得するメリット
- 再就職に有利
- 女性に向いている資格
- 独立できる
- 小遣い稼ぎもできる
- 家庭を守れる法律知識が身につく
再就職に有利
社労士には勤務社労士という働き方があります。企業に雇われて働くことです。
社労士登録者の4割は勤務社労士。勤務社労士が活躍できる場所は以下のとおりです。
- 社会保険労務士事務所
- 他士業の事務所
- 企業の人事・総務部
- コンサルティング会社
- 資格予備校
社労士の求人を見ると『有資格者』が採用条件としている事務所や企業が多いです。資格を持っていれば、再就職が有利になります。
★資格手当が貰える会社もある
資格保持者には資格手当が支給される場合があります。
資格手当の相場は『5,000円~30,000円』。資格を取得することで資格手当の分だけ給料が上がります。
女性に向いている資格
社労士は書類作成などの事務作業や経営者の相談役として悩みを聞くことが主な仕事です。
書類作成は正確さが求められ、経営者の相談役として聞き上手な女性は向いています。
行政書士や税理士といった士業の世界では男性の割合が圧倒的に高いです。
しかし社労士の場合は特殊で、毎年の合格者をみても3人に1人は女性というデータがあり、女性割合が年々増加しています。
独立開業できる
社労士は独立できる資格です。現に社労士登録者の6割は独立しています。
PC、スマホ、プリンターがあれば独立できるので低コストではじめられます。
自宅で独立できるので、家事や育児をしながら家で仕事をすることができます。
≫参考:社労士の独立は失敗しやすい?成功する人・廃業する人の特徴を解説
小遣い稼ぎもできる
社労士資格は使い勝手のいい資格。独立、就職、副業(小遣い稼ぎ)にも使えます。
独立してバンバン仕事していくのもいいでしょう。しかし、お子さんが小さい場合は仕事と子育てを両立しなければなりません。
週末だけ社労士として働くなど、ちょっとした小遣い稼ぎも可能です。
家庭を守れる法律知識が身につく
社労士試験の勉強では労働基準法や健康保険、年金などを学びます。私たちが生活していくうえで密接に関わる法律ばかりです。
- 旦那がブラック企業に勤めている
- 失業手当をもらえる期間やもらえる額は
- 病気やケガしたときに貰える給付金は
- 家族が障がい者や亡くなった時にもらえる年金は
上記のように私たちの日常で起こりうる問題を解決する知識が学べます。
子どもに良い影響をあたえる
親が勉強している姿を子どもに見せることは教育に良い影響を与えます。
社労士は年単位で学習する必要があります。毎日勉強している姿を子どもは見ています。
親が勉強していると子どもも真似して勉強するようになります。
勉強が習慣化すれば、子どもも勉強に親しみを感じてくれるのではないでしょうか。
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社会保険労務士(社労士)を主婦が独学で目指す際の注意点
独学で社労士を目指す場合、次の2点に注意してください。
- モチベーション維持
- 時間の制限がある
モチベーション維持
合格にはモチベーションがとても重要です。モチベーションがないと勉強の質が低下します。
独学の場合、複数年にわたって勉強する可能性が高くなります。
つまり、何年間もモチベーションを維持しなければなりません。
≫参考:社労士の勉強が進まない…効率的な学習法と7つのやる気UPのコツ
モチベーションの維持が難しければ通信講座や予備校を利用する方がいいでしょう。独学よりは早く合格できるからです。
≫参考:おすすめの社労士通信講座7選
時間の制限がある
育休中の方や再就職を目指している方。
『育休中に社労士を取りたい』と考える方もいます。しかし、一般的に育休期間は1年程度しかありません。
限られた時間のなかで子育てをしながら独学で合格するのは大変です。
≫参考:育休中に社労士の資格は取れる?取得するメリットやオススメの勉強法を解説
『社労士を取って再就職したい』と考える方もいます。しかし独学の場合、一般的には数年単位の学習が必要です。
働いていない期間が長ければ再就職も難しくなります。
≫参考:社労士の合格に何年かかる?勉強をいつから始めたらいい【合格者が解説】
社会保険労務士に主婦が独学で挑戦【平均年収】
厚生労働省が実施した賃金構造基本統計調査によると社労士の平均年収はおよそ500万円です。
一般サラリーマンの平均年収は約440万円。社労士の方が一般サラリーマンより年収が高いことがわかります。
社会保険労務士に主婦が独学で挑戦【よくある質問】
- 社会保険労務士は独学で合格できますか?
- 社労士を独学で勉強するにはどれくらいの期間が必要ですか?
- 社労士に女性が多い理由は何ですか?
- 社労士で人生変わりますか?
- 社労士でパートもできますか?
- 子育てしながら社労士に受かりますか?
社会保険労務士は独学で合格できますか?
独学でも合格できますが、相当な時間と労力を要します。
『何度、落ちても受かるまで挑戦する!』という熱い想いがなければ難しでしょう。
社労士を独学で勉強するにはどれくらいの期間が必要ですか?
初学者が独学で合格を目指すのであれば、最低でも1年以上は必要です。
通常は3~4年は見ておく必要があります。
社労士に女性が多い理由は何ですか?
社労士のメイン業務は書類作成です。書類を作る仕事はきめ細かいため女性に向いています。
加えて、顧客からの相談にも対応します。相手の相談に乗る行為も女性に向いているといえるでしょう。
社労士で人生変わりますか?
星の数ある資格のなかでも社労士は価値のある資格です。なぜなら独占業務があり、今後も需要があるからです。
しかし、資格を持っているだけでは宝の持ち腐れ。活かしてこそ価値を発揮します。
社労士は使い方次第で人生を変えるほどのポテンシャルを秘めています。
社労士でパートもできますか?
パートも可能です。もちろん正社員として雇用されることもできます。
子育てしながら社労士に受かりますか?
子育て中の方でも社労士に合格することはできます。
【まとめ】社会保険労務士(社労士)は主婦が独学で合格できる
主婦の方が社労士を独学で合格できるのか解説してきました。
社労士は人生逆転できるほどの資格です。そのため合格は容易ではありません。
独学で合格するには相当の勉強量と複数年の学習期間が必要です。短期間で効率よく合格したいなら通信講座がオススメです。
通信講座は予備校の半額以下で受講でき、合格率が独学の4倍以上の講座も存在します。
私も通信講座で社労士に合格できました。オススメの通信講座は下記の記事を参考にしてください。
≫参考:おすすめの社労士通信講座7選
主婦が社労士を取得するメリットは次の4つです。
- 再就職に有利
- 女性に向いている資格
- 独立もできる
- 家庭を守れる法律知識が身につく
社労士業務は女性に向いています。実際に活躍している女性社労士も多いです。これから再就職や独立を目指すなら社労士はオススメです。
主婦が社労士を目指す際の注意点は以下の2つです。
- モチベーション維持
- 時間の制限がある
社労士試験の合格は簡単ではありません。しかし、社労士は人生を変えるほどポテンシャルの高い資格です。
目指す価値は十分あります。
社会保険労務士の通信講座に関する下記の記事も参考にしてください。