- 行政書士から社労士を受けたい!
- 行政書士の勉強は社労士試験に活かせるの?
- ダブルライセンスは有利?
行政書士の次に社労士試験を受けようと思っている方。
社労士試験について気になる方も多いでしょう。
実は行政書士から社労士を目指すことは学習面、実務面でもメリットがあります。
★この記事を書いた人
私は行政書士と社労士の合格者です。
2つの試験経験者として実際の経験談を語ります。
そこでこの記事では、行政書士から社労士を目指すメリットについて解説します。
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行政書士合格者は社労士の受験資格がある
社労士試験には受験資格の定めがあります。受験資格がなければ試験を受けることができません。
≫参考:【社会保険労務士になるには?】合格者が教える!社労士になる方法
行政書士から社労士を勉強するメリット
- 法律の基礎知識がある
- 自信がついた状態で勉強できる
- 学習スタイルが確立している
法律の基礎知識がある
行政書士は法律の入門資格といわれているため、法律の基礎をしっかり勉強します。
法律用語の勉強や条文を読み方など。
法律初学者がいきなり社労士の勉強をはじめると、慣れない法律用語や条文に苦痛を感じるかもしれません。
一方、行政書士の勉強をした状態で社労士に入ると、法律用語や条文がある程度わかるので理解が早くなります。
自信がついた状態で勉強できる
行政書士に受かった人は毎日何時間も勉強したと思います。コツコツ努力して合格した経験は大きな自信になります。
『毎日何時間がんばって勉強した経験がある』
『自分は行政書士に合格した実力がある』
学習スタイルが確立している
行政書士に合格するレベルなので『勉強法』は確立していると思います。テキストや過去問の使い方、模試の活用法など。
勉強法が確立しているので、そのまま社労士にも活かせます。
≫参考:社労士の勉強方法を合格者が解説!おすすめの勉強法を紹介
行政書士と社労士の試験内容の違い
行政書士と社労士は同じ法律系の資格。どちらも法律を学習します。
行政書士は憲法や民法、商法など学習範囲が広く浅い。一方、社労士は労働・社会保険関係の狭い分野を学習します。
両資格とも重複する科目はありません。
難易度や合格率の違い
社労士と行政書士の難易度と合格率を見ていきましょう。
社労士試験の合格に必要な勉強時間は1000時間程度。平均受験回数は3~4回です。
合格率は5~7%で推移しています。
≫参考:社労士は簡単だった?本当の難易度と合格するための勉強法
一方、行政書士試験の合格に必要な勉強時間は800時間程度。平均受験回数は2~3回です。
合格率は10~15%で推移しています。
≫参考:『行政書士試験は簡単』は嘘?本当の難易度を合格者が解説
行政書士と社労士の仕事内容
行政書士の仕事は行政機関に提出する書類作成がメインです。例えば、警察署や保健所、法務局など。
作成できる書類の数は1万種類以上あるといわれています。
≫参考:行政書士の仕事内容をわかりやすく解説。どんな仕事をしてるの?
一方、社労士は社会保険や年金の専門家です。
企業における社会保険の手続き、障害年金の申請、年金相談など様々な業務があります。
≫参考:社会保険労務士(社労士)の仕事内容は?年収・将来性も解説
次に実務面で行政書士+社労士のメリットについて見ていきます。
行政書士+社労士のメリット【ダブルライセンス】
- 収入の安定
- 両資格のデメリットを補える
- 安心感が増す
収入の安定
2つの資格があることで業務の幅が広がります。
例えば、1人の顧客に対して行政書士業務、社労士業務を提供することができます。
- 行政書士として法人設立→社労士として労働・社会保険の手続き
- 行政書士としてビザ申請→社労士として外国人の労務管理
- 行政書士として離婚協議書の作成→社労士として年金分割
このように1人の顧客から続けて依頼を受けることができます。
行政書士しか持っていないと、社労士業務は外注するしかありません。顧客側からしても別に社労士を探すのは手間です。
自身のためにも、顧客のためにもダブルライセンスのメリットは大きいです。
≫参考:社労士と行政書士のダブルライセンスってどう?メリットや年収を徹底解説
お互いのデメリットを補える
社労士と行政書士の報酬面において互いの弱点を補うことができます。
社労士の基本は顧問契約です。顧問契約は継続的な収入が見込めます。
社労士報酬は単価は低いが、毎月安定した収入を得ることができます。
行政書士の基本は単発業務。1回サービスを提供したら終わりです。常に顧客獲得の営業活動が必要になります。
行政書士報酬は収入の安定性に欠けますが、報酬単価は高額です。
継続収入 | 高単価 | |
社労士 | 〇 | × |
行政書士 | × | 〇 |
社労士+行政書士 | 〇 | 〇 |
≫参考:社労士は『食えない』『仕事ない』は本当?社会保険労務士の実情を解説
顧客の成約率がアップ
行政書士単体、社労士単体の人は大勢いますが、ダブルライセンスの人は多くありません。
2つの資格があることで競合との差別化を図ることができます。
行政書士と社労士を持っていることでアピールポイントも増え、営業しやすくなります。
≫参考:社労士資格の活かし方を徹底解説!独立、就職・転職に活用できるの?
短期間で社労士試験に合格する方法
出典:クレアール公式サイト
短期間で社労士試験に合格する方法は最初に『正しい勉強法』を知ることです。
正しい勉強法を知るうえで参考になる『非常識合格法』という書籍を紹介します。非常識合格法は大手予備校クレアールが出版した書籍です。
非常識合格法には社労士一発合格者のノウハウが詰まっています。この本を読むことで社労士試験に『最短最速で合格する方法』がわかります。
合格するための勉強法、学習スケジュールの立て方など受験生が悩むポイントがわかりやすく解説されています。
間違った勉強法では合格できません。正しい勉強法を知ってから学習する方が効率的です。
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執筆者である北村庄吾先生はクレアールの社労士講師です。『年金博士』と呼ばれ多数のテレビに出演しています。
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社労士合格なら通信講座がオススメ
社労士受験生の大半は社会人。仕事をしているため時間がない人が多いです。
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オススメの通信講座は下記の記事を参考にしてください。
≫参考:おすすめ社労士通信講座7選
行政書士から社労士【よくある質問】
- 行政書士と社労士はどちらを先に取得したほうがいいですか?
- 社労士は独学で取得できますか?
- 社労士の資格は永久に有効ですか?
- 行政書士と社労士はどっちが稼げる
行政書士と社労士はどちらを先に取得したほうがいいですか?
- 行政書士の方が簡単
- 行政書士有資格者は社労士の受験資格を得る
社労士は独学で取得できますか?
独学でも合格する人はいますが、個人的にはオススメしません。理由は内容が難解だからです。
初学者であれば通信講座か予備校を活用することをオススメします。
行政書士と社労士はどっちが稼げる?
どちらも稼げる資格です。正直、資格は関係ありません。
結局は、その人の腕次第。どっちが稼げるとかありません。
経営能力がある人なら、行政書士でも社労士でも年商1億は超えるでしょう。
社労士の資格は永久に有効ですか?
社労士資格を一度、取得すると原則生涯有効です。資格の更新などはありません。
まとめ【行政書士から社労士を受験】
行政書士の次に社労士を受けるメリットについて解説してきました。
- 学習面
行政書士から社労士試験を受けるメリット
- 法律の基礎知識がある
- 自信がある状態で社労士の勉強ができる
- 学習スタイルを確立している
身につけた法律知識や勉強法を社労士にも活かすことが可能です。
行政書士に合格する力があれば社労士も十分狙えます。
- 実務面
ダブルライセンスのメリット
- 収入の安定
- 両資格のデメリットを補える
- 顧客の成約率のアップ
行政書士+社労士で業務の幅が広がるため、多くの顧客の要望に応えることができます。
さらにダブルライセンスにより収入の安定も見込めます。
社会保険労務士に関する下記の記事も参考にしてください。
著者プロフィール
平成30年度の社会保険労務士試験に合格。
事務指定講習も受講済み。
知識0~社会保険労務士になる方法ブログを開設し情報発信しています。
現役の行政書士として活動中。
当サイトはリンクフリーです。管理者の許可なくリンクを貼っていただいても構いません。