
社会保険労務士(社労士)試験に挑戦する方!
『過去問だけで合格できるの?』と思っていませんか。
答えは「ほとんどの人にとって、それだけでは難しい」です。
★記事を書いた人

社労士試験の合格証
私は知識ゼロから社労士試験に合格できました。
社労士の勉強法について情報発信しています。
そこでこの記事では、以下の点を解説します。
- 「なぜ過去問だけでは不十分なのか」
- 「それでもなぜ重要なのか」
- 「何を+αで取り入れるべきか」
【結論】社労士試験は「過去問だけ」では不十分。だが、重要な鍵
社労士試験において、過去問は合格を目指すうえで欠かせない存在です。
試験では過去に出題されたテーマが繰り返される傾向があり、過去問を通じて出題傾向をつかむことは有効です。
なぜなら、社労士試験では、法改正、白書・統計情報への対応、さらには応用的な思考力も問われます。
過去問には載っていない新傾向の問題や、背景知識がないと解けない問題も多く、過去問だけでは対応しきれません。
とはいえ、過去問は試験対策の中心に置くべき重要なツールであることに変わりはありません。

なぜ「過去問だけで合格したい」と思うのか?
「過去問だけで社労士試験に合格したい」と考える人が多いのには、いくつかの理由があります。
まず一つは、学習時間に限りのある忙しい社会人や子育て中の方にとって、効率の良い勉強法を求める声が強いことです。
毎日仕事や家事に追われる中、短時間で成果を上げられる方法として「過去問中心の学習」に期待が集まります。
また、予備校の講座や高額な教材を購入するのが難しいという金銭的な理由も背景にあります。

まずは正しい勉強法を理解する
出典:クレアール公式サイト
この記事を読んでいる方のなかには勉強法について悩んでいる方もいると思います。
- 過去問だけで合格できるのか?
- 短期間で合格する方法を知りたい!
- 模試は受けた方がいいの?
- 法改正対策は?
経験談ですが、自己流で勉強すると失敗する可能性が高くなります。
まずは正しい勉強法を知ることが大切。なぜなら回り道せず、最短ルートで合格できるからです。
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合格するための勉強法、学習スケジュールの立て方など受験生が悩むポイントがわかりやすく解説されています。
間違った勉強法では合格できません。正しい勉強法を知ってから学習する方が効率的です。
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社労士試験を過去問だけで合格することが難しい4つの理由
- 社労士試験は理解力が問われる
- 最新の法改正に対応できない
- 初見問題に対応できない
- 労一・社一は過去問だけでは不十分
社労士試験は理解力が問われる
社労士試験の難しいところは単なる暗記では合格できないこと。理解力が問われる試験です。
過去問だけを完璧にこなしても合格に必要な理解力は身につきません。
過去問で得た知識は断片的で体系化されていません。
過去問で100点取れても、本質がわかっていないと問題は解けないのです。

最新の法改正に対応できない
社労士試験では最新の法改正問題が出題されます。最新の法改正対策は過去問では対応できません。
法改正問題は選択式で狙われることもあり、過去問だけでは足切りで不合格になる可能性があります。
初見問題に対応できない
試験では初めて見る問題が出題されます。たとえ過去問が完璧に解けても、本試験の問題は解けません。
なぜなら初見問題に慣れていないからです。模試や問題集を使って初見問題に慣れる対策が必要です。
労一・社一は過去問だけでは不十分
労一・社一は、白書や統計データなど、過去問だけでは対応しづらい分野です。
範囲が広いので過去に出題された問題と同じような論点の問題が出題されるケースはまれです。
過去問の知識だけで労一・社一をクリアするのは難しいでしょう。
最新の情報収集が求められます。
≫参考:社労士試験は理不尽!運ゲー?選択式の攻略法を合格者が解説
ただし、合格に過去問学習は必須
社労士試験において、「過去問だけでは合格が難しい」と言われる一方で、過去問は合格に欠かせない重要なツールです。
ここでは、過去問が重要な理由を3つの観点から解説します。
まず1つ目は「試験形式に慣れるため」です。
社労士試験は、択一式と選択式の2つの形式で出題されます。
独特の出題傾向や言い回しに慣れておかないと、内容を知っていても正答できないことがあります。
過去問を解くことで、時間配分や設問の読み取り方、解答スピードの感覚が身につき、本番での実力発揮につながります。
2つ目は「頻出論点の把握」です。
社労士試験では、毎年のように繰り返し問われる定番テーマがあります。
過去5年分の問題を分析すると、よく出るポイントが明確に見えてきます。
そして3つ目は「弱点の発見と克服」です。
過去問を解くことで、自分が理解できていない分野や論点が浮き彫りになります。
合格者が実践した!過去問の効果的な回し方
過去問をただ解くだけでは、効果は得られません。
実際に合格を勝ち取った人たちが取り入れていた、過去問の効果的な回し方をご紹介します。
まず大前提として、過去問は1回解いて終わりではありません。
1周目は理解重視、2周目以降はスピードと正確性を意識しながら、徐々に解答力を高めていくのが基本です。
次に、効率よく回すためには「1日1テーマ」の分割学習がおすすめです。
例えば、今日は労働基準法、明日は雇用保険…というように、科目ごとにテーマを決めて取り組むと、知識が整理されやすくなります。

過去問は「ただ解くだけ」で終わらせず、繰り返し・分析・復習のサイクルを意識することが大切です。
過去問だけに頼らない!合格のカギは『基本事項の理解』
社労士試験を突破するカギは『基本事項の理解』です。なぜなら社労士試験の6割以上は基本問題が出題されるからです。
合格には6割の点数を取ればいいので、基本問題をマスターできれば合格できます。
基本事項の理解にはテキスト学習が有効です。
過去問で断片的に身についた知識をテキスト学習によって繋ぐことができます。
わかりやすいテキスト選びが大切
社労士学習においてテキスト選びは慎重に行いましょう。テキストは受験生の生命線。合格を左右するほど重要です。
私は当初、市販のテキストで学習していました。しかし、社労士はテキストの内容を理解することが必要な試験。
自分1人で内容を理解するのは無理だと感じ、通信講座に切り替えました。
通信講座のテキストは初学者でも理解しやすい内容なので、読みやく、わかりやすいです。
さらに、通信講座のメリットは講師による講義があること。難しい内容もわかりやすく解説してくれるので理解力が上がります。
自分1人で何時間も悩んでいたことが、数分で解決することもありました。
独学ではどうしてもモチベーションを維持するのが難しく、計画的な学習が崩れがちです。
しかし、通信講座を受けることで、効率的に学習を進めやすくなり、試験に合格するための正しい方向に導かれます。
通信講座は予備校の半額以下で受講でき、合格率が独学の4倍以上の講座もあります!
つまり、通信講座はコスパがいいです。
社労士学習において独学で学習する人は少なく、多くの人は通信講座を受講しています。

オススメの通信講座を知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
≫参考:おすすめ社労士通信講座7選
【+αで合格力アップ】過去問だけじゃない!必要な3つの対策
社労士試験に合格するためには、過去問を活用することが大前提です。
しかし、それだけでは合格には届かないことも多いのが現実です。
そこで重要になるのが、過去問に「+α」の対策を組み合わせること。
ここでは、合格力を高めるために取り入れるべき3つの対策をご紹介します。
1つ目は「テキストでの基礎理解と法改正への対応」です。
過去問を解いていても、「なぜこの答えになるのか」が分からないままでは知識は定着しません。
また、社労士試験は法改正が頻繁にあるため、古い過去問だけでは最新の出題傾向に対応できません。

2つ目は「模擬試験での実戦練習」です。
試験本番では、知識だけでなく本番特有の緊張感や時間配分への対応力も求められます。
特に近年の法改正に即した問題に触れることで、実践的な対応力も養えます。
≫参考:社労士模試がボロボロでも大丈夫!合格するための逆転勉強法5選
3つ目は「白書・統計資料への対応」です。
社一・労一といった一般常識科目では、労働経済白書や厚生労働省の統計から出題されることが多くあります。
ここは暗記中心の学習になりますが、得点差がつきやすい科目でもあります。

社労士試験は過去問だけで受かるの?【よくある質問】
社労士試験の学習において、「過去問だけで受かる?」という疑問以外にも、受験生が抱える共通の悩みがあります。
ここでは、よくある質問に分かりやすく答えていきます。
Q1. 社労士の過去問は何年分解けばいいですか?
目安としては、直近5年分を解くのがおすすめです。
不安な方は10年分解きましょう。
出題傾向を把握し、頻出論点に慣れるには十分なボリュームです。
ただし、解くだけで終わらず、解説を読んで理解を深めることが重要です。
Q2. テキストは買わなくても大丈夫ですか?
過去問を中心に学習するにしても、テキストは必要です。
なぜなら、過去問では網羅できない基礎知識や法改正の内容が含まれているからです。
最新のテキストを一冊持っておくと安心です。
≫参考:社労士試験にテキストはいらない?合格者が実践した勉強法を解説!
Q3. 忙しくても合格できますか?
仕事や家事で忙しい方でも、正しい学習法とスケジュール管理で合格は可能です。
1日1時間でも毎日続ければ、確実に力はつきます。
隙間時間の活用や、学習アプリなども効果的です。
Q4. 効果的な勉強スケジュールは?
インプット期(テキスト中心)とアウトプット期(過去問・模試中心)を分けるのが基本です。
例えば、試験の半年前までは知識の定着を重視し、それ以降は演習と復習を繰り返すスタイルが効率的です。
【まとめ】社労士試験は過去問だけで合格できるのか
社労士試験を過去問だけで合格することは難しいです。なぜなら社労士試験は理解力が問われる試験だからです。
過去問だけで得た断片的な知識だけで本試験は攻略できません。
理解力をつけるにはテキスト学習が必要です。
過去問だけでサクッと合格したい気持ちはわかりますが、勉強法を間違うと何年経っても合格できない状態になってしまいます。
正しい勉強法は『非常識合格法』を読んで理解しましょう。書籍は無料なので是非ゲットしてください。
※資料請求後に強引な押し売り、しつこい勧誘は一切ないのでご安心ください。
合格にはテキストと過去問の組み合わせ学習が大切です。
テキスト選びは合格を左右するほど重要。
オススメは通信講座のテキストです。テキストが作りこまれているので理解しやすく、読みやすいです。
通信講座は講師の講義もあるので理解力も高まります。私自身、知識ゼロから通信講座を受講して合格できました。
初学者でも通信講座で十分合格を目指せます。
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