- 社労士に受かる気がしない…
- 受からない原因を知りたい
- 合格に必要なポイントは?
社会保険労務士(社労士)の試験に挑戦している方!
『試験に受かる気がしない…』と悩んでいませんか。社労士は難関資格。簡単には合格できません。
★この記事を書いた人
知識ゼロから社労士試験に合格。
社労士試験の勉強法について情報発信しています。
そこでこの記事では不合格になる原因と受かるためのポイントを解説します。
この記事を読むことで合格のヒントがつかめます。
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社労士は受かりにくい試験【難関資格】
社労士は合格率が約5%の難関試験。毎年4万人受験して2千人ほど合格しています。
つまり、100人中5人しか受かりません。
合格に必要な勉強時間は1000時間。膨大な勉強量が必要です。
『社労士に受かる気がしない…』と思うのは当然。初受験で合格できる人は少数で、多くの方は3~4回で合格しています。
社労士試験に受からない5つの原因
受からない原因は次の5つが考えられます。
- 勉強量が足りていない
- 学習計画を立てない
- 勉強法が間違っている
- モチベーションが続かない
- 完璧主義
勉強量が足りていない
合格には最低1000時間の勉強が必要です。
ネットでは、
- 『3か月で合格できた!』
- 『500時間ほどで受かりました!』
という情報を見ます。このような人は『ごく一部の少数派』です。
1000時間は勉強しないと合格レベルに達しません。
しかし、受験生の多くは社会人。勉強時間の確保が難しいのが現実。
≫参考:社労士の合格に必要な勉強時間は実際どのぐらい?【経験者が解説】
学習計画を立てない
この時期にテキストを終わらせ、その後に過去問演習を行い、ラストスパートに模試を解こう。
このように学習計画を立てることが大切です。
何も考えず、その日の気分で勉強していると合格は遠のきます。つまり、無計画はやめたほうがいいです。
学習計画を立てずに勉強すると、試験日までにやるべきことが終わらない可能性があります。
勉強法が間違っている
間違った勉強法では合格が遠のきます。正しい勉強法で効率よく勉強することが大切です。
- 参考書をひたすら暗記する
- 何十年も遡って過去問を解いている
- 模試を受けない
上記のような間違った勉強法では合格できません。
試験範囲は膨大。やるべきことは沢山あります。すべてを完璧に勉強することは不可能。
やること、やらないことにわけて効率的に勉強する必要があります。
≫参考:社労士試験が難しすぎ…難しい理由と合格するための勉強法を解説
モチベーションが続かない
社労士試験は難しいです。1回で合格する人は少数。大半の受験生は数年単位で勉強しています。
何年も勉強を続けるのは容易ではありません。試験に落ち続けると諦めてしまう人もいます。
特に選択式は全科目で基準点以上の点数が必要です。1科目でも基準点に達しなければ不合格。
完璧主義
完璧主義の人はなかなか試験に受かりません。
なぜなら時間が足りなくなったり、進捗が遅れたりするからです。
加えて、完璧を求めるあまり、学習に対して過度なプレッシャーを感じることが多くなります。
そもそもテキストの内容を完璧に理解できる人はほぼいません。
理解できない部分はどんどん飛ばして次に進むぐらいの感覚で挑みましょう。
『受かる気がしない』と感じる受験生が大半
私も含め、多くの受験生は試験の難しさに絶望し1度は諦めようと考えます。
諦めそうになった時は、社労士を目指した理由を再確認してみてください。
- 社労士として独立したい!
- 社労士で転職したい!
- 自分を変えたい!
私も選択式1点に泣いた時は絶望しましたが、独立する夢をあきらめきれず再挑戦して合格しました。
社労士試験は確かに難しいです。しかし、諦めずに勉強すれば必ず合格できます。
次項では私の経験談をもとに合格に必要な3つのポイントを解説します。
合格に必要な3つのポイント
- 勉強時間の確保
- 学習計画を立てる
- 効率的に勉強する
勉強時間の確保
合格するために最低でも1000時間は確保しましょう。学習期間を1年間とすると1日3時間の勉強が必要です。
『1日3時間の勉強はキツイ』と思うかもしれません。しかし、最初だけです。継続していると習慣化するので慣れます。
社会人は時間の確保が難しいかもしれません。
しかし、3時間ぶっとうしで勉強する必要はありません。移動時間や休憩時間などスキマ時間を活用してトータルで3時間確保できればOKです。
学習計画を立てる
ある程度でいいので『学習計画』を立てましょう。試験日から逆算していつまでに何をするのか計画を立てます。
やるべきことが試験日までに終わるように計画を立てます。
参考まで筆者が合格したときの学習計画を紹介します。学習期間は1年間です。
- 9月~4月…テキストを読む【全教科3週】。直近5年の過去問を解く【3週】。
- 5月~7月…市販の問題集を解く。各予備校が行っている公開模試を2社ほど受ける。
- 8月…最後はテキストに戻る【全教科1週】。数字の暗記。法改正のインプット。
上記を参考に学習計画を立ててみてください。多少誤差はあっても概ねこのような学習計画で問題ありません。
≫参考:社労士の合格に何年かかる?勉強をいつから始めたらいい【合格者が解説】
効率的に勉強する
効率的に勉強するうえで次の点を意識してみてください。
- テキストを『理解』する意識で読んでみる
- 直近5年分の過去問を使用。答えを暗記するのではなく、『なぜ』その解答なのか説明できる
- 予備校が行っている公開模試を2社ほど受ける。初見問題への対応力を身につける
- 数字はしっかり暗記する
テキストの数字は『暗記』。それ以外の部分は可能な限り『理解』に努めてください。
最初は理解できなくてOK。2週、3週と繰り返していくうちに徐々につかめます。
過去問は直近5年分を使用。同じく2週、3週と回していくと内容が入ってきます。
最終的には各問題ごと、『なぜ』その解答になったのか『理由を説明できるレベル』になれば十分です。
上記の方法でテキスト、過去問を勉強していけばインプットは十分です。
次はアウトプット。資格予備校が実施している公開模試を2社ほど受けましょう。あまり受けすぎもよくないです。
模試を受ける理由は初見問題への免疫をつけることです。また試験の疑似体験ができるのもメリットです。
- 時間内に全問解けるか
- 集中力は持続できるか
- マークミスなど細かいミスはしてないか
上記を意識しながら模試を受けてみてください。模試は資格の大原、TACがオススメです。
≫参考:社労士の勉強方法を合格者が解説!おすすめの勉強法を紹介
合格率が上がる勉強法を知る
短期間で合格するには、最初に『正しい勉強法を知ること』が重要です。
正しい勉強法を知るには、資格予備校クレアールが出版している『非常識合格法』という書籍がオススメです。
この書籍は社労士一発合格者のノウハウが詰まっています。100万部以上の売り上げがあり多くの受験生に好評です。
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持っていて損はないので1度読んでみてください。
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合格するための勉強法
社労士の勉強法は大きく分けて3つあります。
- 独学
- 予備校に通う
- 通信講座
まず、独学で勉強することはオススメしません。社労士は合格率5%の難関試験です。
独学で合格するのは相当大変です(※経験済み)。5年以上勉強して合格できない人も大勢います。
一方で予備校に通う方法もありますが、費用が30万円近くかかるのでオススメしません。
社労士の学習には通信講座がオススメです。
費用が予備校の半額以下で受講でき、合格率が独学の4倍の講座もあるからです。
つまり、通信講座はコスパがいいです。
初学者でも通信講座で十分合格を目指せます。オススメの通信講座を知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
≫参考:オススメの社労士通信講座7選
社労士に受かる気がしない【よくある質問】
- 社労士試験は何度も落ちる人はいますか?
- 社労士試験に独学で合格するには何ヶ月必要ですか?
- 社労士試験に10回目以上挑戦しても受からない
- 社労士の学習は何回やっても覚えられない
社労士試験は何度も落ちる人はいますか?
社労士試験に何度受けても合格できない人がいます。
社労士は難関試験。大半の受験生は合格できません。諦めずに何度も挑戦することが重要です。
社労士試験に独学で合格するには何ヶ月必要ですか?
独学で挑む場合、数カ月程度の学習で合格するのは難しいです。
少なくても1~2年の学習は覚悟しなければなりません。
社労士試験に10回目以上挑戦しても受からない
10回以上挑戦しても受からない方は、「基本事項の理解」と「モチベーション維持」に問題がある可能性があります。
合格のカギは基本事項の理解です。さらに長期間学習を続けていると、やる気が落ちていきます。
社労士を目指す目的を再確認し、モチベーションを高めましょう。
≫参考:社労士試験に10回目で合格したい!【合格者が勉強法を解説】
社労士の学習は何回やっても覚えられない
記憶のカギは「理解」です。単なる丸暗記ではすぐに忘れます。
理解しながら学習してみてください。
【まとめ】社労士に受かる気がしない。合格に必要なポイント
社労士試験に受からない原因と合格に必要なポイントを解説しました。
社労士は難関国家資格。落ちるのが普通です。長期目線で挑む必要があります。
試験に受からない原因は次の5点。
- 勉強量が足りていない
- 学習計画を立てない
- 勉強法が間違っている
- モチベーションが続かない
- 完璧主義
上記を改善することで合格レベルに近づきます。
合格に必要な3つのポイント
- 勉強時間を1000時間確保
- ざっくりでも学習計画を立てる
- 通信講座など利用して効率的に学習
≫参考:オススメの社労士通信講座7選
テクニック的なことを解説してきましたが、1番は『社労士になる!』という強い想いだと思います。
今は受かる気がしなくても、あきらめず1歩1歩進んでいくことで確実に合格に近づきます。
みんな試行錯誤しながら合格していきます。社労士は努力の試験です。
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