🎯 結論(先に要点)
2027年の社労士試験(第59回)の日程は、2026年10月21日時点でまだ公式に発表されていません。例年は4月に試験の実施が公示され、4月中旬〜5月末に申込み、8月下旬の日曜日に試験、10月上旬に合格発表という流れです(第58回は8月23日試験・10月1日発表)。試験は選択式8問(40点)と択一式70問(70点)で、総得点と科目ごとの点の両方に基準があり、第58回の合格率は9.3%でした。


この記事でわかること:
- 2027年(第59回)の日程の発表状況と、例年の1年の流れ
- 受験資格の3つの種類と、2026年に受けた人の証明書の使い方
- 試験科目・配点・試験時間
- 合格基準の考え方(総得点と科目ごとの基準点)と合格率の推移
- 2027年8月までの1年の学習計画(10月に始める場合の目安)
- 独学か講座か、講座を選ぶときに見るところ
この記事は、厚生労働省と全国社会保険労務士会連合会 試験センターが公表している資料をもとに書いています。
目安や当サイトの考えを書いたところは、その旨を明記しています。
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社労士試験2027(第59回)の日程|発表の状況と例年の流れ
2027年に行われる第59回社会保険労務士試験の日程は、2026年10月21日時点では公式に発表されていません(試験センターのオフィシャルサイトは第58回の日程のまま)。
試験の日程は、厚生労働大臣が試験の実施を公示して正式に決まります。
第57回は2025年4月11日、第58回は2026年4月10日に公示されました。

| 回(年度) | 試験の公示 | 申込受付 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|---|
| 第55回(2023年) | — | — | 8月27日(日) | — |
| 第56回(2024年) | — | — | 8月25日(日) | — |
| 第57回(2025年) | 4月11日 | — | 8月24日(日) | — |
| 第58回(2026年) | 4月10日 | 4月13日〜5月31日 | 8月23日(日) | 10月1日(木) |
| 第59回(2027年) | 未発表 | 未発表 | 未発表 | 未発表 |
試験日は、第55回から第58回までの4回とも8月の第4日曜日でした。
同じ並びなら2027年は8月22日(日)にあたりますが、これは当サイトの見立てで、確定ではありません。
申込みの準備は、例年どおり4月中旬から受付が始まる前提で進めておくと安心です。
公式発表があったら、日程は社労士試験2027年のスケジュールとこの記事で更新します。
終わった第58回(2026年)の日程と結果は社労士試験2026年の日程にまとめています。
第58回の試験時間と受験手数料
| 項目 | 第58回(令和8年度) |
|---|---|
| 選択式 | 10:30〜11:50(80分)・着席10:00 |
| 択一式 | 13:20〜16:50(210分)・着席12:50 |
| 受験手数料 | 15,000円(非課税)。インターネット申込みは別に決済手数料418円 |
| 試験地 | 北海道・宮城・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・石川・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・香川・福岡・熊本・沖縄の19都道府県 |
当日の時間の使い方と持ち物は社労士試験 当日の流れ・タイムスケジュールで説明しています。
受験資格|学歴・実務経験・試験合格の3種類
社労士試験には受験資格があり、誰でも受けられるわけではありません。
第58回の受験案内では受験資格が16の区分に分かれていますが、大きく分けると次の3種類と、過去に受験した人の区分です。
| 種類 | 主な内容(第58回受験案内の要約) |
|---|---|
| 学歴 | 大学・短大・高専(5年制)などを卒業/大学で62単位以上を修得/修業2年以上・1,700時間以上の専修学校専門課程を修了 など |
| 実務経験 | 社労士や弁護士の業務の補助、会社の従業者として労働社会保険諸法令の事務、公務員として行政事務 などに通算3年以上 |
| 試験合格 | 行政書士試験に合格/厚生労働大臣が認めた国家試験(司法書士・税理士・公認会計士など)に合格/司法試験予備試験などに合格 |
| 過去の受験 | 過去に社労士試験を受験した人(受験票か成績通知書を証明に使う) |
2026年の第58回を受けた人は、第58回の受験票を第59回〜第61回の受験資格証明書として使えます(第58回受験案内)。
受験票は捨てずに保管しておきましょう。
高校卒業の人は、実務経験3年か、行政書士試験の合格で受験資格を得るのが代表的な道です。
16区分の全部と必要な証明書は社労士の受験資格、高卒・年齢の疑問は社労士試験の年齢制限と高卒からの受験ルートで詳しく説明しています。
自分が当てはまるか迷うときは、試験センター(03-6225-4880)に問い合わせるのが確実です。
試験科目と配点|選択式40点・択一式70点
試験は、午前の選択式(穴埋め)と午後の択一式(5肢択一)の2つです。
労働関係と社会保険関係の8科目から出題されます。
| 科目 | 選択式 | 択一式 |
|---|---|---|
| 労働基準法・労働安全衛生法 | 1問(5点) | 10問(10点) |
| 労働者災害補償保険法(徴収法を含む) | 1問(5点) | 10問(10点) |
| 雇用保険法(徴収法を含む) | 1問(5点) | 10問(10点) |
| 労務管理その他の労働に関する一般常識 | 1問(5点) | 10問(10点)※ |
| 社会保険に関する一般常識 | 1問(5点) | (※と合わせて10問) |
| 健康保険法 | 1問(5点) | 10問(10点) |
| 厚生年金保険法 | 1問(5点) | 10問(10点) |
| 国民年金法 | 1問(5点) | 10問(10点) |
| 合計 | 8問(40点) | 70問(70点) |
出題は、試験の実施を公示した日に施行されている法令が基準です(第58回は2026年4月10日)。
そのため、春までに成立・施行された法改正は、その年の試験範囲に入ります。
科目ごとの中身と重要度は社労士試験の科目一覧と配点、一部の科目の免除は社労士試験の科目免除制度にまとめています。
合格基準の考え方と合格率

合格基準は、選択式・択一式それぞれの総得点と科目ごとの点の両方で決まります。
厚生労働省の「合格基準の考え方」では、原則を満点の7割(選択式28点・択一式49点)、各科目は選択式3点・択一式4点とし、毎年の平均点などで補正するとされています。
科目の基準点は、基準点以上を取った受験者が5割に満たない科目で引き下げが検討されます(引き下げ後の点以上の人が7割以上になる場合などは、原則として引き下げない)。
| 回(年度) | 選択式の基準 | 択一式の基準 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第58回(2026年) | 25点 | 47点 | 42,510人 | 3,961人 | 9.3% |
| 第57回(2025年) | 22点 | 42点 | 43,421人 | 2,376人 | 5.5% |
| 第56回(2024年) | 25点 | 44点 | 43,174人 | 2,974人 | 6.9% |
| 第55回(2023年) | 26点 | 45点 | 42,741人 | 2,720人 | 6.4% |
| 第54回(2022年) | 27点 | 44点 | 40,633人 | 2,134人 | 5.3% |
| 第53回(2021年) | 24点 | 45点 | 37,306人 | 2,937人 | 7.9% |
直近6回の合格率は5.3%〜9.3%で、年によって差があります。
総得点の基準も、選択式22〜27点・択一式42〜47点と動いています。
「何点取れば受かる」と決め打ちするより、全科目で基準点を割らないことを第一に勉強するのが安全です。
科目ごとの引き下げの実例は社労士試験の合格ラインで詳しく見られます。
👤 運営者の受験の実体験
運営者は社労士試験に3回目で合格しました。1回目は択一式も選択式も届かず、2回目は択一式59点ぐらい・選択式36点ぐらいでしたが、選択式で1点足りずに不合格でした。
総得点が届いていても、科目の基準点を1つ割ると落ちます。3回目は教材もやり方も2回目と同じまま、基礎を徹底的に見直し、難しい問題は捨てて確実に取れる問題を取る方針で、約8割の得点で合格しました。
🎬 動画で見る:社労士試験に2回落ちた話
選択式あと1点で不合格になってから、3回目で合格するまでにやったことを話しています(再生すると音声が流れます)。
当サイト運営者のYouTubeチャンネル「シカクのミカタ」の動画です(説明欄の記事リンクには広告を含みます)。
2027年8月までの1年の学習計画(10月に始める場合)
合格に必要な勉強時間は、一般に800〜1,000時間程度といわれます。
ただし公的な統計はなく、法律の学習経験や1日に使える時間で大きく変わります。
仮に900時間を10か月(約300日)で割ると、1日3時間ほどです。

| 時期 | やること(目安) |
|---|---|
| 10〜12月 | 労働科目(労基・安衛・労災・雇用・徴収)のインプット。1科目終えるごとに過去問で確認 |
| 1〜3月 | 社会保険科目(健保・厚年・国年)のインプット。年金2科目はまとめて比べながら覚える |
| 2〜6月 | 一般常識(労一・社一)、白書・統計。選択式で点を落としやすい分野 |
| 4月中旬〜5月末 | 受験申込(第58回の受付期間は4月13日〜5月31日)。受験資格の証明書を早めに用意 |
| 4〜8月 | 公示日に施行されている法令が基準になるので、春以降に法改正をまとめて確認 |
| 6〜8月 | 答練・模試で本番の時間配分(選択式80分・択一式210分)に慣れる。苦手科目の基準点割れをなくす |
科目が多いので、得意科目を伸ばすより、全科目で基準点を超えることを優先します。
過去問は試験センターが公式に公開しています。
👤 運営者の勉強のしかた
運営者の勉強は1日最低4時間で、朝と昼に行い、夜はしませんでした。直前の1か月は1日7時間です。
苦手は選択式でした。過去問だけで受かろうとしてテキストを読まないのはすすめません。テキストで理解する→過去問でさらに理解する→模試を本番のように受ける、の順が運営者の考えです。
🎬 動画で見る:社労士の過去問を無料でダウンロードする方法
公式の過去問PDFの入手先と、3年分の使い方を図で説明しています(再生すると音声が流れます)。
当サイト運営者のYouTubeチャンネル「シカクのミカタ」の動画です(説明欄の記事リンクには広告を含みます)。
公式PDFの直リンクは社労士の過去問(公式PDF)、勉強時間の配分は社労士の勉強時間を参考にしてください。
試験日から逆算した計画は学習スケジュール自動生成ツールでも作れます。
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独学か講座か|講座を選ぶときに見るところ
社労士試験は科目が多く、法改正や白書・統計の対策も必要です。
運営者は、法律の学習経験がある人以外には独学をすすめていません(運営者の考えです)。
運営者自身は通信講座(フォーサイト)で合格し、模試は他社(TAC・大原)のものを受けました。
| 見るところ | 確かめ方 |
|---|---|
| 2027年合格目標のコースか | コース名と対象年度。法改正・白書の教材がいつ届くか |
| インプットとアウトプットの量 | 講義の時間、過去問・答練・模試が付くか |
| 質問のしかた | 質問の回数・方法(メール・Web) |
| 1回落ちた人向けの割引 | 前の試験の受験経験や得点で使える割引があるか |
| 合格したときの特典 | 特典の対象コースと受け取り条件 |
まずは2〜3社の資料を取り寄せて、教材の作りと学習の進め方を比べるのがおすすめです。
各社の比べ方は社労士通信講座の比較(2027年度版)、クレアールの講座の特徴はクレアール社労士講座の評判でまとめています。
🎬 動画で見る:不合格だった人の2027年までの1年
2026年に届かなかった人向けに、2027年の試験までの動き方と講座の割引を図で説明しています(再生すると音声が流れます)。
当サイト運営者のYouTubeチャンネル「シカクのミカタ」の動画です(説明欄の記事リンクには広告を含みます)。
2026年の試験で届かなかった人は、成績通知書(第58回は2026年10月14日に発送)で、総得点と科目ごとの点のどちらで落ちたかを先に確かめましょう。
得点を使える割引はクレアールの高得点者割引とアガルートの受験経験者割引、立て直し方は社労士試験に落ちた人の再受験(運営者の実体験)に書いています。
社労士試験2027のよくある質問
Q1. 社労士試験2027の試験日はいつですか?
2026年10月21日時点で、第59回(2027年)の試験日は公式に発表されていません。第55回〜第58回の試験日はいずれも8月の第4日曜日で、同じなら2027年8月22日(日)にあたりますが、確定は厚生労働大臣の公示(第58回は4月10日)を待つ必要があります。
Q2. 申込みはいつからですか?
第59回の申込期間は未発表です。第58回は2026年4月13日〜5月31日で、インターネットと郵送で受け付けました。
Q3. 受験料はいくらですか?
第58回の受験手数料は15,000円(非課税)でした。インターネット申込みでは別に決済手数料418円がかかりました。
Q4. 合格点は何点ですか?
毎年補正されます。第58回は選択式が総得点25点以上かつ各科目3点以上(雇用保険法は2点以上)、択一式が総得点47点以上かつ各科目4点以上でした。
Q5. 合格率はどのくらいですか?
第58回(2026年)は受験者42,510人・合格者3,961人で9.3%でした。直近6回は5.3%〜9.3%です。
Q6. 2026年に受けた受験票は使えますか?
第58回の受験票は、第59回〜第61回の受験資格証明書として使えます(第58回受験案内)。
Q7. 今から勉強を始めて2027年に間に合いますか?
勉強時間は一般に800〜1,000時間といわれ、10か月なら1日3時間前後が目安です。公的な統計はないため、自分の使える時間で計画を立て、全科目で基準点を割らないことを優先してください。
📚 この記事の出典(2026年10月21日に確認)
- 社会保険労務士試験オフィシャルサイト(全国社会保険労務士会連合会 試験センター)・「合格発表以降の予定について」(2026年10月1日)
- 第58回(令和8年度)社会保険労務士試験 受験案内
- 厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の実施について」・「第57回社会保険労務士試験の実施について」
- 厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の合格者発表」(合格基準・合格基準の考え方・合格者数の推移)、第55回〜第57回の合格者発表
まとめ|2027年の日程は春の公示で確定。今は計画と準備の時期
- 第59回(2027年)の日程は未発表。例年は4月に公示、4月中旬〜5月末に申込み、8月下旬の日曜日に試験、10月上旬に発表
- 第55回〜第58回の試験日はすべて8月の第4日曜日(2027年なら8月22日にあたるが未確定)
- 受験資格は学歴・実務経験・試験合格の3種類。第58回の受験票は第59回〜第61回の証明書になる
- 選択式40点・択一式70点。総得点と科目ごとの基準点の両方を満たして合格
- 第58回の合格率は9.3%。直近6回は5.3%〜9.3%
日程の発表を待たずに、受験資格を確かめ、10か月の計画を立てて始めましょう。
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