社会保険労務士(社労士)・行政書士のダブルライセンス保有者。実際に両試験に合格した経験をもとに、受験生目線のリアルな情報を発信しています。
「社労士の資格は取ったら終わり?更新が必要なの?」「継続研修ってどれくらい費用や手間がかかる?」という疑問を持つ方のために、社労士の資格維持に関する制度をわかりやすく解説します。
社労士資格に「更新制度」はあるの?
弁護士・医師・税理士などの士業と同様に、社労士も一度合格すれば資格自体が失効することはありません。試験に合格した資格(社会保険労務士試験合格)は永続的に有効です。
ただし、社労士として業務を行うためには「社会保険労務士会への登録」が必要で、登録を維持するには年会費の支払いが必要です。登録を続ける限り、資格が更新切れで使えなくなることはありません。
社労士のCPD(継続研修)制度とは
社会保険労務士会連合会では、会員の資質向上を目的としたCPD(Continuing Professional Development:継続研修)制度を設けています。これは義務ではなく任意参加ですが、研修を受講してポイントを積み上げることで「CPD認定社労士」として認定される仕組みです。
CPD認定を取得することで、顧問先や取引先に対して「継続的に学び続けているプロ」としてのアピールができます。差別化・信頼性向上のツールとして活用している社労士も増えています。
研修の種類と取得方法
CPDポイントを獲得できる研修には、社労士会が主催するセミナー・研究会・e-ラーニング・書籍学習などがあります。年間を通じて各都道府県社労士会が多数の研修を開催しており、オンラインで参加できるものも増えています。費用は無料〜数千円程度のものが多いです。
社労士会の年会費はいくら?
社労士として登録・活動を継続するには、所属する都道府県社労士会と全国社会保険労務士会連合会への年会費が必要です。金額は都道府県によって異なりますが、目安は以下の通りです。
開業社労士の場合:年間7〜10万円程度(都道府県会費+連合会費の合計)
勤務社労士の場合:年間4〜6万円程度(勤務登録は開業登録より安い)
これに加えて、社労士賠償責任保険(任意)・研修費・名刺・事務用品などの費用もかかります。
試験合格後・登録前の「事務指定講習」について
社労士試験に合格しても、登録するためには原則として2年以上の実務経験が必要です。実務経験がない場合は「全国社会保険労務士会連合会が主催する事務指定講習(約4ヶ月間)」を修了することで登録できます。
事務指定講習は通信指導課程(約4ヶ月)と面接指導課程(4日間)に分かれており、費用は7〜8万円程度です。合格後すぐに実務に就く機会がない場合でも、この講習を経て登録・開業する道が開かれています。
社労士資格の長期的な価値
社労士資格は一度取得すれば一生使えるライセンスです。継続研修への参加でスキルをアップデートしながら、時代の変化に対応したサービスを提供し続けることで、長期的なキャリアの武器になります。
まずは試験合格という第一関門を突破することが重要です。クレアールの効率的な学習プログラムで、最短合格を目指しましょう。


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