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第58回社労士試験(2026年)の正答一覧|選択式・択一式の正解と合格基準・救済科目

第58回社労士試験 正答一覧と合格基準 社労士の試験

🎯 結論(先に要点)

  • 試験日:2026年8月23日(日)/合格発表:2026年10月1日(木)
  • 選択式:総得点25点以上かつ各科目3点以上(雇用保険法のみ2点以上)
  • 択一式:総得点47点以上かつ各科目4点以上(補正なし)
  • 合格率9.3%(受験者42,510人・合格者3,961人)
  • 択一式「一般常識」問9は問題誤りでDとEの両方が正答
✍️ この記事を書いた人
行政書士(社会保険労務士試験合格)。正答と数字は、すべて社会保険労務士試験オフィシャルサイトの公表PDFから転記しています。

第58回社労士試験の正答と合格基準が、10月1日に公表されました。

 

この記事は、公式の正答表をそのまま表に起こしたものです。

 

予備校の解答速報ではなく、確定した正答で採点し直せます。

 

科目別の基準点と、補正(いわゆる救済)の有無もまとめました。

 

この記事でわかること

  • 選択式8科目×空欄A〜Eの正答
  • 択一式7科目×問1〜10の正答
  • 科目別の基準点と補正(救済)の有無
  • 合格者数・合格率の推移(過去10年)
  • 自己採点との差の見方と、第59回への動き方

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第58回社労士試験の結果まとめ(2026年10月1日発表)

まず、公式発表の数字を一つの表にまとめます。

 

表0 第58回の受験・合格状況(出典:厚生労働省「合格者発表」)
項目 第58回(令和8年度) 前年(第57回)
試験日 2026年8月23日(日) ―
合格発表 2026年10月1日(木) ―
受験申込者数 52,842人 53,618人
受験者数 42,510人 43,421人
受験率 80.4% 81.0%
合格者数 3,961人 2,376人
合格率 9.3% 5.5%

合格者数は前年の2,376人から3,961人に増えました。

 

合格率9.3%は、過去10年でいちばん高い数字です。

 

試験は全国19都道府県の会場で行われました。

 

合格者の受験番号は、後日、官報に公告されます。

 

成績通知書について
第58回の成績(結果)通知書は10月14日(水)発送です。届かないときの連絡期限や保管のしかたは、社労士試験の成績通知書はいつ届く?にまとめています。

選択式の正答一覧(8科目×空欄A〜E)

選択式は1科目5問(空欄A〜E)で、各1点です。

 

8科目で合計40点満点になります。

 

丸数字は、問題文の語群の番号です。

 

表1 選択式の正答(第58回)
科目 A B C D E
労働基準法及び労働安全衛生法 ⑲ ⑳ ⑩ ⑤ ⑮
労働者災害補償保険法 ③ ② ④ ① ③
雇用保険法 ④ ④ ③ ④ ②
労務管理その他の労働に関する一般常識 ② ③ ④ ③ ③
社会保険に関する一般常識 ⑦ ⑱ ③ ⑫ ⑭
健康保険法 ⑮ ⑨ ⑱ ⑪ ③
厚生年金保険法 ⑳ ② ⑪ ⑧ ⑯
国民年金法 ⑨ ⑯ ② ⑩ ⑭

問題文は公式サイトの選択式問題PDFで見られます。

 

択一式の正答一覧(7科目×問1〜10)

択一式は1科目10問で、各1点です。

 

7科目で合計70点満点になります。

 

労働と社会保険の一般常識は、択一式では1科目にまとまります。

 

表2 択一式の正答(第58回)
科目 問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8 問9 問10
労働基準法及び労働安全衛生法 A C D D C C E E D B
労働者災害補償保険法(徴収法を含む) D B C D D C A C B C
雇用保険法(徴収法を含む) D A B B A D C E E C
労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 D C E D A B D B D・E D
健康保険法 D E D E C B B D E A
厚生年金保険法 A B E D C D C B A E
国民年金法 B D C A C B B D E D

一般常識の問9は「D・E」の両方が正答です。

 

正答とされるべきE以外に、Dも誤った内容だったためです。

 

DとEのどちらを選んでいても1点になります。

 

問題文は択一式問題PDFで確認できます。

 

科目別の基準点と補正(救済)の有無

合格には、総得点と科目別の両方の基準を満たす必要があります。

 

1科目でも基準点を下回ると、総得点が高くても不合格です。

 

第58回社労士試験の科目別基準点。選択式は各3点(雇用保険法のみ2点)、択一式は各4点
表3-1 選択式の基準点(総得点25点以上)
選択式の科目 基準点 補正
労働基準法及び労働安全衛生法 3点以上 なし
労働者災害補償保険法 3点以上 なし
雇用保険法 2点以上 あり(2点)
労務管理その他の労働に関する一般常識 3点以上 なし
社会保険に関する一般常識 3点以上 なし
健康保険法 3点以上 なし
厚生年金保険法 3点以上 なし
国民年金法 3点以上 なし
表3-2 択一式の基準点(総得点47点以上)
択一式の科目 基準点 補正
労働基準法及び労働安全衛生法 4点以上 なし
労働者災害補償保険法(徴収法を含む) 4点以上 なし
雇用保険法(徴収法を含む) 4点以上 なし
労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 4点以上 なし
健康保険法 4点以上 なし
厚生年金保険法 4点以上 なし
国民年金法 4点以上 なし

公式資料には「試験の難易度に差が生じたことから」とあります。

 

前年度の合格基準を補正した結果が、上の基準です。

 

科目の基準点が下がったのは、選択式の雇用保険法だけです。

 

合格点・基準点・救済の仕組みは別記事で解説しています。

 

合格者数・合格率の推移(過去10年)

公式の「過去10年の推移」から、合格者数と合格率を並べました。

 

社労士試験の合格者数と合格率の推移(平成29年〜令和8年)。令和8年は3,961人・9.3%
表4 受験者数・合格者数・合格率
年度 受験者数 合格者数 合格率
平成29年 38,685人 2,613人 6.8%
平成30年 38,427人 2,413人 6.3%
令和元年 38,428人 2,525人 6.6%
令和2年 34,845人 2,237人 6.4%
令和3年 37,306人 2,937人 7.9%
令和4年 40,633人 2,134人 5.3%
令和5年 42,741人 2,720人 6.4%
令和6年 43,174人 2,974人 6.9%
令和7年 43,421人 2,376人 5.5%
令和8年(第58回) 42,510人 3,961人 9.3%

過去9年の合格率は5.3%〜7.9%の範囲でした。

 

第58回の9.3%は、その範囲を上回っています。

 

ただし、来年も同じ水準になるとは限りません。

 

来年(第59回)に向けて|自己採点との差の見方

予備校の速報で自己採点した人は、公式の正答で採り直しましょう。

 

見るポイントは、次の4つです。

 

  1. 速報と公式で正答が違う問題がないか(特に一般常識の問9)
  2. 選択式・択一式それぞれの総得点
  3. 基準点を下回った科目(雇用保険法の選択式は2点で可)
  4. 総得点と基準点の「あと何点」

総得点が届いて1科目だけ足りない人は、その科目が最優先です。

 

総得点が届かない人は、択一式の点の積み上げが先になります。

 

不合格だった科目の点は、翌年に持ち越せません。

 

全科目をもう一度受け直す前提で、計画を立てましょう。

 

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合格基準の推移|第54回〜第58回

合格基準は毎年、前年の基準を補正して決まります。

 

直近5回の公式の合格基準を並べると、次のとおりです。

 

社労士試験の合格基準(総得点)と補正科目の推移。第58回は選択式25点・択一式47点
社労士試験の合格基準(総得点)と補正科目の推移(各回の公式「合格基準及び正答について」より作成)
表7 選択式・択一式の合格基準と補正科目
回(年度) 選択式の総得点 選択式で2点以上の科目 択一式の総得点 択一式で3点以上の科目 合格率
第54回(令和4年度) 27点以上 なし 44点以上 なし 5.3%
第55回(令和5年度) 26点以上 なし 45点以上 なし 6.4%
第56回(令和6年度) 25点以上 労務管理その他の労働に関する一般常識 44点以上 なし 6.9%
第57回(令和7年度) 22点以上 労災保険法・労一・社一 42点以上 雇用保険法 5.5%
第58回(令和8年度) 25点以上 雇用保険法 47点以上 なし 9.3%

第58回は前年より選択式が3点、択一式が5点高くなりました。

 

前年の第57回は選択式22点・択一式42点と低く、補正科目も4つありました。

 

選択式の総得点は22〜27点、択一式は42〜47点の間で動いています。

 

第58回の択一式47点は、この5回でいちばん高い基準です。

 

科目の補正がない回もあれば、第57回のように3科目で下がった回もあります。

 

自己採点では、総得点と科目ごとの点の両方を、その年の基準で見直してください。

 

出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト「社会保険労務士試験の合格基準及び正答について」第56回〜第58回。第54回・第55回は同サイトから削除済みのため、インターネットアーカイブに保存された同じ公式PDFで確認。合格率は各回の合格者の発表による。

 

第58回の合格者の内訳|会社員が61.9%

第58回社労士試験合格者の年齢別・職業別・男女別の内訳。会社員61.9%
第58回社労士試験の合格者の年齢別・職業別・男女別の構成(厚生労働省「合格者発表」より作成)

合格者3,961人の年齢は、30歳代が31.4%、40歳代が28.2%、50歳代が21.2%でした。

 

最年少は20歳、最高齢は77歳です。

 

職業は会社員が61.9%で、働きながら合格した人が中心です。

 

受験者のうち科目免除者は822人で、そのうち90人が合格しました。

 

令和8年8月31日現在の社会保険労務士の登録者数は47,407人です。

 

よくある質問

Q. 第58回社労士試験の合格点は何点ですか?

A. 選択式は総得点25点以上かつ各科目3点以上(雇用保険法は2点以上)です。

 

択一式は総得点47点以上かつ各科目4点以上です。

 

Q. 第58回で救済(補正)があった科目は?

A. 科目の基準点が下がったのは、選択式の雇用保険法(2点以上)だけです。

 

択一式は全科目4点以上です。

 

Q. 択一式の一般常識の問9はどうなりましたか?

A. 問題に誤りがあり、DとEの両方が正答とされました。

 

どちらを選んでも1点です。

 

Q. 第58回の合格率は?

A. 9.3%です。

 

受験者42,510人のうち3,961人が合格しました。

 

前年の合格率は5.5%でした。

 

Q. 合格者の受験番号はどこで確認できますか?

A. 公式発表では、後日、官報に公告するとされています。

 

厚生労働省や社労士会での掲示は行われません。

 

参考資料(公式)

本記事の数字は、2026年10月1日の公表資料にもとづきます。

 

社労士の試験
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