「社労士の通信講座は受けたいけど、10万円前後の費用が…」。
学習スタイルを決めるとき、多くの人が費用の壁にぶつかります。
でも、知らないと損をする制度があります。
それが、国がお金を一部負担してくれる「教育訓練給付金」です。
🎯 結論(要点)
対象講座なら、教育訓練給付金で受講料の20%(上限10万円)〜最大70%が戻ってきます。社労士の通信講座は一般教育訓練給付(20%)の対象が多く、実質負担をぐっと下げられます。下のツールで、あなたの実質負担額を計算してみましょう。


このページでわかること
✅ 教育訓練給付金の3つの区分と給付率
✅ 一般20%/専門実践70%の対象と要件
✅ 受給要件と申請の流れ
✅ 実質負担額が分かる無料シミュレーター
社労士講座は「教育訓練給付金」で実質負担を減らせる

社労士の通信講座は、安いものでも数万円、相場は10万円前後です。
決して安い買い物ではないからこそ、使える制度はしっかり使いたいところです。
しかし、教育訓練給付金の対象講座を選べば、受講料の一部が後から戻ってきます。
「費用が高いから独学」と決める前に、給付金を使った実質負担を知っておきましょう。
実質負担が下がれば、教材や模試に予算を回す余裕も生まれます。
同じ講座でも、実質の出費が大きく変わることがあります。
たとえば10万円の講座でも、給付金を使えば実質8万円。2万円あれば、模試や参考書に回すこともできます。
教育訓練給付金とは?3つの区分を知ろう

教育訓練給付金には、給付率のちがう3つの区分があります。
| 区分 | 給付率 | 上限 |
|---|---|---|
| 一般教育訓練給付 | 受講料の20% | 10万円 |
| 特定一般教育訓練給付 | 受講料の40% | 20万円 |
| 専門実践教育訓練給付 | 最大70% | 年間56万円 |
社労士の通信講座は、一般教育訓練給付(20%)の対象になっているものが多いです。
どの区分に該当するかは講座によって異なるので、各講座の公式情報で確認しましょう。
給付率が高いほど対象講座は限られ、要件も厳しくなる、と覚えておくと整理しやすいです。
同じ「社労士講座」でも、対象になっているコースとそうでないコースがある点にも注意が必要です。
一般教育訓練給付(20%)の対象と要件

最も身近なのが、一般教育訓練給付(20%・上限10万円)です。
主な受給要件は次のとおりです。
- 雇用保険の被保険者期間が通算3年以上(初めて利用する場合は1年以上)
- 前回の受給から3年以上経過していること
- 厚生労働大臣が指定する「対象講座」を受講・修了すること
在職中の方はもちろん、離職後1年以内なら対象になる場合があります。
たとえば10万円の講座なら、2万円が後から戻ってきて実質8万円になります。
在職中の社会人なら、すでに要件を満たしているケースが多いので、使わない手はありません。
専門実践教育訓練給付(最大70%)の対象と要件

より給付率が高いのが、専門実践教育訓練給付(最大70%・年間上限56万円)です。
ただし、対象となる講座は専門性の高い資格課程などに限られ、社労士の通信講座では対象が限定的です。
受給要件も、被保険者期間3年以上(初めては2年以上)と厳しめです。
受講前にハローワークでの手続き(訓練前キャリアコンサルティング等)が必要な点にも注意しましょう。
給付率は魅力的ですが、その分だけ要件と手続きのハードルも上がります。
多くの社労士受験生にとっては、まず一般教育訓練給付(20%)が現実的な選択肢になります。
⚠️ ここは必ず確認
あなたが受けたい講座が「どの区分の対象か」は、講座ごとに決まっています。
給付率を当てにする前に、講座公式の「給付金対象」表示とハローワークで必ず確認してください。
給付金の受給要件と申請の流れ

給付金は、受講すれば自動で振り込まれるわけではありません。申請が必要です。
「対象講座を受ければ勝手に安くなる」と思っていると、申請を忘れて受け取り損ねることもあります。
- 対象か確認:講座が指定講座か、自分が要件を満たすかをハローワークで確認。
- 受講・修了:対象講座を申し込み、修了要件(出席率・修了試験など)を満たす。
- 申請:修了後、原則1か月以内にハローワークで支給申請。
- 振込:審査後、給付金が指定口座に振り込まれる。
ポイントは、立て替えてから後で戻ってくる方式だということ。
申込時にいったん全額を支払う点は押さえておきましょう。
「あとで戻る」とはいえ、最初の支払いは満額です。家計の都合も踏まえて申し込みましょう。
分割払いに対応している講座も多いので、一括が難しい場合は支払い方法もあわせて確認しておくと安心です。
【ケース別】実質負担額はこう変わる

同じ講座でも、給付区分によって実質負担はこれだけ変わります。
「自分の場合はいくらになるのか」を、下のツールで具体的な金額に置き換えてみてください。
💰 一般20%の場合(受講料10万円)
→ 実質 8万円
給付金2万円が戻る。社労士の通信講座で最も多いパターン。
💰 一般20%・上限の場合(受講料15万円)
→ 実質 12万円
15万円×20%=3万円が戻る(上限10万円の範囲内)。
💰 専門実践70%の場合(受講料20万円)
→ 実質 6万円
対象講座かつ要件を満たせば14万円が戻る。負担は大幅減。
上のツールに金額と区分を入れれば、あなたの実質負担額がその場で分かります。
給付金でよくある誤解

給付金には、知らないと損をする誤解がつきものです。
❌ どの講座でも給付金が使える
⭕ 「指定講座」だけが対象
厚労大臣の指定を受けた講座のみ対象です。申込前に対象かを必ず確認しましょう。
❌ 申し込めば自動で安くなる
⭕ 立て替え後、申請して戻ってくる
受講料はいったん全額支払います。修了後にハローワークで申請して給付されます。
❌ 離職したら使えない
⭕ 離職後1年以内なら対象の場合がある
在職中だけでなく、離職後一定期間内なら受給できるケースがあります。
給付金対象の講座を、まず無料で確かめる
対象講座なら、実質負担はぐっと下がります。クレアール講師・北村庄吾氏の『非常識合格法』(書籍)が今だけ無料。給付金対象講座の中身と学習法を、まず確かめてみませんか?
\今だけ無料・先着100名/「非常識合格法」の本を受け取る
クレアール講師・北村庄吾氏の書籍/1分で申込完了・しつこい勧誘なし
よくある質問

社労士の通信講座は教育訓練給付金の対象ですか?
講座によります。社労士の通信講座は一般教育訓練給付(20%・上限10万円)の対象になっているものが多いです。対象かどうかは各講座の公式情報やハローワークで確認してください。
給付金はいくら戻ってきますか?
一般教育訓練給付なら受講料の20%(上限10万円)です。たとえば10万円の講座なら2万円、15万円の講座なら3万円が戻ります。専門実践なら最大70%です。
受給要件は何ですか?
一般教育訓練給付は、雇用保険の被保険者期間が通算3年以上(初めての利用は1年以上)などが要件です。離職後1年以内なら対象になる場合もあります。
申請はどうすればいいですか?
対象講座を修了後、原則1か月以内にハローワークで支給申請します。受講料はいったん全額支払い、後から給付金が振り込まれる方式です。
給付金を使えば独学より得ですか?
給付金で実質負担が下がると、通信講座と独学の費用差は縮まります。時間効率も含めて、実質負担額と独学の手間を比べて判断するのがおすすめです。
対象講座かどうかの見分け方

給付金を当てにするなら、申込前に「対象講座か」を必ず確認しましょう。
「対象だと思って申し込んだら、実は対象外だった」というのは、もっとも避けたい失敗です。
確認の方法は、主に次の3つです。
- 厚生労働省の検索システム:「教育訓練給付制度 検索システム」で講座名から対象かを調べられる。
- 講座公式サイトの表示:対象講座には「教育訓練給付制度 対象」と明記されていることが多い。
- ハローワークで相談:自分が受給要件を満たすか、被保険者期間も含めて確認できる。
特に自分の被保険者期間が要件を満たすかは、ハローワークでないと正確には分かりません。
申込前にひと手間かけることで、「対象だと思ったら違った」という失敗を防げます。
📌 申込前チェックリスト
✅ その講座(コース)は指定講座か
✅ 自分の被保険者期間は要件を満たすか
✅ 前回受給から3年以上経っているか
教育訓練給付金の3つの種類を理解しよう
教育訓練給付金には3つの種類があり、講座によって対象や還元率が異なります。社労士講座は多くが「一般教育訓練給付金」の対象です。
| 種類 | 還元率 | 対象の例 |
|---|---|---|
| 一般教育訓練給付 | 受講費用の20%(上限10万円) | 多くの社労士通信講座 |
| 特定一般教育訓練給付 | 40%(上限20万円) | 速やかな再就職に資する講座 |
| 専門実践教育訓練給付 | 最大70% | 看護・保育など中長期キャリア形成講座 |
自分が申し込む講座がどの区分の対象かを、受講前に必ず確認しましょう。同じ社労士講座でも、講座やコースによって対象・非対象が分かれることがあります。
給付金を受け取るための条件と手順
給付金は誰でも自動でもらえるわけではありません。雇用保険の加入期間などの要件と、正しい申請手順が必要です。
・受講前:対象講座か、自分が要件を満たすかをハローワークで確認。
・修了後:修了証明書などを添えてハローワークに申請。
※要件・手続の詳細は必ず最新の公式情報・ハローワークで確認を。
ポイントは「受講前の確認」です。後から「対象外だった」とならないよう、申し込む前に必ずチェックしましょう。


給付金を使うときの注意点
お得な制度ですが、いくつか注意点があります。知らずに損をしないよう押さえておきましょう。
また、給付率や上限は制度改正で変わることがあります。最新の情報を公式・ハローワークで確認するのが確実です。
給付金を使うと講座費用はどれだけ変わる?
教育訓練給付金の魅力は、実質的な負担を大きく減らせる点にあります。たとえば一般教育訓練給付金(20%)の対象講座なら、受講費用の2割が後から戻ってきます。
社労士の通信講座は決して安い買い物ではありません。だからこそ、給付金で実質負担を下げられるかどうかは、講座選びの重要な判断材料になります。同じ内容なら、給付金対象の講座を選ぶほうが断然お得です。
このシミュレーターを使えば、講座費用と給付率を入れるだけで、実際にいくら戻り、最終的な負担がいくらになるかがひと目で分かります。複数の講座を比較するときの参考にしてください。
・対象講座かを必ず確認:受講前にハローワークでチェック。
・内容と価格のバランス:安さだけでなく合格に必要な中身か。
費用は「コスト」ではなく「合格への投資」です。給付金を上手に使えば、その投資のハードルを下げられます。賢く制度を活用して、合格への一歩を踏み出しましょう。
まとめ:給付金を使えば、講座はもっと身近になる
社労士の通信講座は、教育訓練給付金を使えば実質負担を大きく減らせます。
まずは上のツールで、あなたの受講料と給付区分から実質負担額を計算してみてください。
「高いから無理」と諦める前に、実質いくらかを知ることが第一歩です。
給付金という制度を知っているだけで、選べる講座の幅が広がります。
ただし対象講座・要件は必ず公式情報とハローワークで確認しましょう。
制度を正しく使えば、費用の不安は確実に小さくできます。あとは、続けられる学習スタイルを選ぶだけです。
行政書士・社労士有資格者(社労士試験合格者)。実際に両試験に合格した経験をもとに、受験生目線のリアルな情報を発信しています。



当サイトはリンクフリーです。管理者の許可なくリンクを貼っていただいても構いません。