社会保険労務士(社労士)・行政書士のダブルライセンス保有者。実際に両試験に合格した経験をもとに、受験生目線のリアルな情報を発信しています。
社労士試験において「労働基準法(労基法)」は最も重要な科目のひとつです。試験全体の基礎をなす法律であり、択一式・選択式の両方で得点源にできる科目でもあります。
この記事では、労基法の出題傾向・覚えるべきポイント・効率的な勉強法を解説します。
労働基準法が社労士試験で重要な理由
労基法は社労士業務の根幹をなす法律です。試験での配点も高く(択一式10問)、ここで確実に得点できるかどうかが合否に大きく影響します。また、労基法の理解があると関連科目(労安衛・労災・雇保)の理解が格段に深まるため、最初に基礎を固めるべき科目でもあります。
労基法の主な出題テーマ
①労働時間・休憩・休日の規定:法定労働時間・変形労働時間制・フレックスタイム制・みなし労働時間・休憩・週休の原則など。数値の正確な暗記が求められます。
②賃金の規定:賃金の定義・最低賃金・割増賃金(率と計算方法)・賃金支払いの5原則など。計算問題も出題されます。
③解雇・退職の規定:解雇制限・解雇予告(30日前・30日分の平均賃金)・解雇禁止期間・退職の手続きなど。
④年次有給休暇:取得要件・付与日数の計算・時季指定権・計画的付与など。法改正の多い分野です。
⑤労働契約・就業規則:労働契約の効力・絶対的必要記載事項・相対的必要記載事項・就業規則の作成義務など。
効果的な勉強法
①条文ベースで「数値・期間」を正確に覚える
労基法は「30日」「6時間超え45分」「10日」などの具体的な数値・期間が問われます。テキストを読むだけでなく、数値をフラッシュカードや暗記シートに書き出して繰り返し確認しましょう。
②出題頻度の高い論点を優先する
労基法は範囲が広いため、「割増賃金の計算」「有給休暇の付与日数計算」「解雇予告の例外規定」など、過去問での出題頻度が高い論点を優先的に仕上げましょう。毎年出るテーマをまず確実にし、その後余力があれば細かい論点へ進む戦略が有効です。
③法改正情報を毎年チェックする
労基法は働き方改革関連法・育児介護休業法改正など、近年特に頻繁に改正されています。試験直前期に必ず最新の法改正内容を確認し、古い知識のままで本番を迎えないようにしましょう。
④択一式・選択式の両方で演習する
労基法は択一式10問+選択式5問の両方で出題されます。択一式は正確な選択、選択式は正確な語句を書く練習が必要です。過去問を解く際には両形式で演習し、記憶の定着を高めましょう。
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