社労士試験は何科目ある?全体像を把握しよう
社労士試験の学習を始める前に、どんな科目があって、どの程度の配点があるのかを把握することが非常に重要です。全体像を知らないまま勉強を始めると、重要科目に時間をかけられず、足切りを受けるリスクが高まります。
社労士試験は選択式と択一式の2形式で構成されており、合計10科目から出題されます。この記事では各科目の特徴・配点・難易度を一覧で解説します。
社労士試験の全体構成
社労士試験は「選択式」と「択一式」の2つの試験で構成されています。
| 試験形式 | 問題数 | 試験時間 | 満点 | 合格基準 |
|---|---|---|---|---|
| 選択式 | 8科目×5問=40問 | 1時間30分 | 40点 | 総得点26点以上、各科目3点以上 |
| 択一式 | 7科目×10問=70問 | 3時間30分 | 70点 | 総得点49点以上、各科目4点以上 |
※合格基準は年度によって変動します。上記はあくまで原則の目安です。
選択式の科目一覧(8科目)
選択式は8科目で、各科目5点満点(5問)です。各科目で3点以上取ることが必要です。
| 科目 | 配点 | 難易度 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 労働基準法・労働安全衛生法 | 5点 | ★★★ | 条文の正確な理解が必要。救済措置が入りやすい科目 |
| 労働者災害補償保険法 | 5点 | ★★★ | 給付内容・計算が複雑。得点源にもなる科目 |
| 雇用保険法 | 5点 | ★★★ | 給付の種類が多く覚えにくい。重要度が高い |
| 労働に関する一般常識(労一) | 5点 | ★★★★★ | 最難関。白書・統計・労働関連法令から幅広く出題 |
| 社会保険に関する一般常識(社一) | 5点 | ★★★★ | 介護保険・確定拠出年金など幅広い法律から出題 |
| 健康保険法 | 5点 | ★★★ | 条文が多く複雑だが過去問対策で得点しやすい |
| 厚生年金保険法 | 5点 | ★★★★ | 年金制度全体の理解が必要。計算問題もあり |
| 国民年金法 | 5点 | ★★★ | 厚生年金と並行して学ぶことで効率アップ |
択一式の科目一覧(7科目)
択一式は7科目で、各科目10点満点(10問)です。各科目で4点以上が足切りラインです。
| 科目 | 配点 | 難易度 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 労働基準法・労働安全衛生法 | 10点 | ★★★ | 労基と安衛を合わせた出題。過去問中心で対応可 |
| 労働者災害補償保険法 | 10点 | ★★★ | 給付計算・適用関係の理解が重要 |
| 雇用保険法 | 10点 | ★★★ | 法改正が多い科目。毎年の改正情報確認が必要 |
| 労働一般常識(労一・社一合算) | 10点 | ★★★★ | 労一・社一合算で出題。幅広い知識が必要 |
| 健康保険法 | 10点 | ★★★ | 保険給付・適用・保険料の3分野を重点学習 |
| 厚生年金保険法 | 10点 | ★★★★ | 配点が高く重要度も高い。国民年金との連携理解が必要 |
| 国民年金法 | 10点 | ★★★ | 基礎年金の仕組みを中心に学習。厚生年金と並行学習が効率的 |
科目ごとの学習優先度
10科目を均等に勉強するのは非効率です。配点・難易度・足切りリスクを考慮した学習優先度の目安を示します。
最優先科目(配点大・足切りリスク高)
- 健康保険法:選択式・択一式とも配点が大きく、しっかり学べば得点源になる
- 厚生年金保険法:択一式10点の高配点。年金科目は時間をかけて完全理解を目指す
- 国民年金法:厚生年金と連動して学習。年金2科目で択一式20点を占める
- 雇用保険法:法改正が多く重要。実務でも直結する知識
注意が必要な科目(足切りリスク高)
- 労働に関する一般常識(労一):選択式の難問が多く、毎年多くの受験生が足切りにかかる最難関科目
- 社会保険に関する一般常識(社一):出題範囲が広く対策が難しい
過去問中心で対策できる科目
- 労働基準法・労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
科目学習で役立つ通信講座の活用
10科目を独学でバランスよく学習するのは難しく、多くの受験生が「どこに時間をかけるべきか迷う」という悩みを抱えています。
クレアールの「非常識合格法」では、過去の本試験データに基づいて出題頻度が高い論点に絞った学習を行います。これにより、全科目をムラなく効率的に学習できます。特に重要度の高い健保・年金・雇用保険の3科目に十分な時間を割けるよう、カリキュラムが設計されています。
よくある質問(Q&A)
まとめ:科目の全体像を把握して効率的に学習しよう
社労士試験の科目一覧をまとめます。
- 選択式8科目・択一式7科目の計10科目(重複科目あり)
- 各科目に足切りがあり、1科目でも基準以下だと不合格
- 最難関は「労一(一般常識)」の選択式
- 配点が大きい健保・厚生年金・国民年金・雇用保険を重点学習
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