🎯 結論(先に要点)
- クレアールの高得点者割引は、2025年か2026年の社労士試験で択一式40点以上だった人が対象。
- 割引額は択一式50点以上で2万〜3万円、40〜49点で1万〜1.5万円(コースで異なる)。
- 2026年の受験者は、成績通知書(10月14日発送)を待たずにクレアールの「合否分析」の採点結果で申請できる。
- 申請はクーポン申請フォームから。講座を申し込む前にクーポンを受け取る必要がある。
- ほかのクーポンとは併用できない。使えるのは1つだけ。
今年の社労士試験、択一式は42点でした。選択式の1科目で足りず、たぶん不合格です。来年もう一度受けるなら、少しでも安く講座を選びたいです。
択一式で40点を超えているなら、クレアールの高得点者割引の対象です。点数に応じて1万〜3万円ほど安くなります。申請の順番を間違えると使えないので、この記事で手順まで確認してください。
行政書士(2018年開業)。社会保険労務士試験にも合格しています(社労士登録はしていません)。行政書士試験・社労士試験とも、通信講座で合格しました。
この記事でわかること
✅ クレアールの高得点者割引の対象者と割引額
✅ 対象コースと割引後の価格の例
✅ 成績通知書が届く前に申請する方法
✅ 申請から講座申込までの手順と注意点
社労士試験は、合格基準点にわずかに届かず不合格になる人がとても多い試験です。
択一式でしっかり点を取れていても、選択式の1科目で基準点に届かず落ちるケースは珍しくありません。
こうした「あと一歩」の人に向けて、クレアールは択一式の得点に応じた割引を用意しています。
この記事では、公式ページの記載をもとに、対象者・割引額・申請手順を整理します。
- クレアールの高得点者割引とは|択一式の点数で割引額が決まる
- 択一式40点・50点はどのくらいの位置?|過去5年の合格基準と平均点
- 択一式で点が取れても落ちる理由|選択式の科目基準
- 対象コースと割引後の価格の例(2026年9月の案内価格)
- 点数別|クレアールのどのコースが合うか
- 教育訓練給付金と組み合わせた実際の負担
- 2026年の受験者は「合否分析」の点数で申請できる
- 申請から講座申込までの手順
- ほかの割引との関係|使えるクーポンは1つだけ
- 1年コースとセーフティコース、どちらを選ぶか
- 合格した場合の返金とお祝い金
- 択一式40点未満だった人はどうする?
- よくある質問
- まとめ|択一式40点以上なら、申込の前にクーポンを申請する
クレアールの高得点者割引とは|択一式の点数で割引額が決まる
高得点者割引は、前年までの社労士試験で択一式の得点が一定以上だった人を対象にした、クレアール社労士講座の割引キャンペーンです。
公式ページでは、対象者を次の2つに分けています。
| 対象者 | 割引額の目安 |
|---|---|
| 2025年または2026年の試験で択一式50点以上 | 20,000〜30,000円 |
| 2025年または2026年の試験で択一式40〜49点 | 10,000〜15,000円 |
割引額に幅があるのは、コースの種類によって金額が違うためです。
1年で合格を目指すコースでは50点以上で2万円、2年分の受講期間がある「セーフティコース」では3万円の割引になっています。
判定に使うのは択一式の点数だけで、選択式の点数や合否は条件になっていません。
つまり、選択式の足切りで不合格になった人でも、択一式が40点以上なら対象になります。
択一式40点・50点はどのくらいの位置?|過去5年の合格基準と平均点
高得点者割引のラインである「40点」「50点」が、実際の試験でどのくらいの点数なのかを確認しておきます。
以下は、厚生労働省が毎年公表している択一式の合格基準点と平均点です(択一式は70点満点)。
| 試験 | 択一式の合格基準点(総得点) | 択一式の平均点 |
|---|---|---|
| 第53回(令和3年度) | 45点 | 32.3点 |
| 第54回(令和4年度) | 44点 | 30.9点 |
| 第55回(令和5年度) | 45点 | 31.8点 |
| 第56回(令和6年度) | 44点 | 30.6点 |
| 第57回(令和7年度) | 42点 | 28.4点 |
平均点は28〜32点台で推移しているので、40点は受験者平均より10点前後高い水準です。
一方で合格基準点は42〜45点なので、40点は基準にあと2〜5点届かない位置になります。
50点以上になると、過去5年のどの年でも択一式の合格基準を上回っています。
つまり択一式50点以上で不合格だった人の多くは、選択式で基準に届かなかった人だと考えられます。
第58回(令和8年度)の合格基準は、10月1日の合格発表と同時に公表されます。
択一式で点が取れても落ちる理由|選択式の科目基準
社労士試験は、総得点だけでなく科目ごとにも基準点があります。
選択式は1科目5点満点で、原則3点以上が必要です(年度によって一部の科目が2点に引き下げられます)。
第57回(令和7年度)で、科目ごとの基準点に届かなかった人の割合を、厚生労働省の得点状況表から計算すると次のとおりです。
| 選択式の科目 | 第57回の基準点 | 基準点未満の人の割合 |
|---|---|---|
| 労働基準法及び労働安全衛生法 | 3点 | 39.5% |
| 労働者災害補償保険法 | 2点 | 32.0% |
| 雇用保険法 | 3点 | 37.3% |
| 労働に関する一般常識 | 2点 | 35.4% |
| 社会保険に関する一般常識 | 2点 | 39.3% |
| 健康保険法 | 3点 | 31.4% |
| 厚生年金保険法 | 3点 | 42.2% |
| 国民年金法 | 3点 | 44.2% |
どの科目でも、受験者の3〜4割が基準点に届いていません。
8科目のうち1つでも届かなければ不合格なので、択一式の実力があっても、選択式の1科目で落ちることは珍しくありません。
来年に向けては、択一式の得点力を保ちつつ、選択式で1科目も落とさない対策が中心になります。
対象コースと割引後の価格の例(2026年9月の案内価格)
公式ページには、対象コースごとに割引後の価格が掲載されています。
以下は2026年9月時点の案内価格をもとにした金額です。
1年レギュラーコース(2027年目標)
| コース(WEB通信) | 9月案内価格 | 50点以上 | 40点以上 |
|---|---|---|---|
| 中級パーフェクトコース | 101,680円 | 81,680円 | 91,680円 |
| 中上級W受講コース | 115,940円 | 95,940円 | 105,940円 |
| 上級パーフェクトコース | 97,960円 | 77,960円 | 87,960円 |
| 一発ストレート合格パーフェクトコース | 99,840円 | 79,840円 | 89,840円 |
セーフティコース(2027・28年目標)
| コース | 9月案内価格 | 50点以上 | 40点以上 |
|---|---|---|---|
| 中級セーフティコース | 183,520円 | 153,520円 | 168,520円 |
| 中上級W受講セーフティコース | 208,940円 | 178,940円 | 193,940円 |
| 一発ストレート合格セーフティコース | 179,920円 | 149,920円 | 164,920円 |
クレアールの案内価格は月ごとに変わります。
申し込む月によって金額が上の表と違うことがあるので、最終的な金額は公式ページと申込画面で確認してください。
割引額(2万円・1万円など)は、案内価格から差し引かれる形で表示されています。
点数別|クレアールのどのコースが合うか
クレアールの経験者向けコースは、公式ページに「択一試験の自己採点」を目安にした対象者が書かれています。
| コース(2027年目標) | 公式に書かれている対象者 | ボリューム |
|---|---|---|
| 中級パーフェクトコース | 択一試験で自己採点が30〜35点の方 | 全385単元・228時間 |
| 中上級W受講コース | 択一試験で自己採点が35〜40点の方で、本試験や過去問演習での得点が半分以下の方 | 全393単元・238時間 |
| 上級パーフェクトコース | 択一試験で自己採点が40点以上の方で、過去問演習を中心に知識の再整理をお考えの方 | 全253単元・158時間 |
高得点者割引の対象になる「択一式40点以上」の人に、公式が想定しているのは上級パーフェクトコースです。
上級は単元数と時間を絞り、過去問演習と答練で知識を整理する構成になっています。
40点前後で、過去問を解いても半分程度しか取れないと感じる人は、中上級W受講コースも候補になります。
どのコースが合うかは、無料の資料請求で届くパンフレットでカリキュラムを見比べると判断しやすくなります。
教育訓練給付金と組み合わせた実際の負担
クレアールの経験者向けコースのうち、中級パーフェクト・中上級W受講・上級パーフェクトの3コースは、公式ページで教育訓練給付制度の対象とされています。
公式ページには、給付額は「各月の割引キャンペーン適用後の受講料の20%(最大10万円)」と書かれています。
高得点者割引を使ったあとの金額で計算すると、上級パーフェクトコース(2026年9月の案内価格)は次のようになります。
| 択一式の点数 | 高得点者割引後 | 給付金(20%) | 実際の負担 |
|---|---|---|---|
| 50点以上 | 77,960円 | 15,592円 | 62,368円 |
| 40〜49点 | 87,960円 | 17,592円 | 70,368円 |
給付金を受け取るには、雇用保険の加入期間などの条件を満たしたうえで、修了後にハローワークで申請する必要があります。
条件の詳細は、ハローワークか講座の案内で確認してください。
給付金の仕組みはクレアール社労士講座の費用の記事でも解説しています。
2026年の受験者は「合否分析」の点数で申請できる
高得点者割引の申請には、択一式の点数がわかる成績通知書を添付するのが原則です。
ただし、第58回(2026年)の成績通知書は、試験センターから10月14日(水)に発送される予定です。
それまで待つと、講座選びのスタートが遅れてしまいます。
そこでクレアールは、2026年度試験についてはクレアールの「合否分析」での採点結果を使えるとしています。
合否分析は、試験の解答を入力して採点する仕組みです。
自己採点ができている人なら、成績通知書を待たずに申請の準備を進められます。
2026年受験者の申請パターン
① 合否分析に解答を入力して採点する → その結果で申請
② 10月14日発送の成績通知書が届くのを待つ → 通知書を添付して申請
2025年の試験で40点以上だった人は、2025年の成績通知書で申請できます。
合格基準点は、合格発表日(10月1日)に公表されます。
今年の自分の点数が合格基準とどれくらい離れていたかは、社労士試験の合格ライン(点数)の記事で確認できます。
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申請から講座申込までの手順
公式ページに書かれている流れは、次の3ステップです。
| ステップ | やること |
|---|---|
| 1. クーポン申請 | クーポン申請フォームから必要事項を送る(択一式の点数がわかる成績通知書などを添付) |
| 2. クーポン番号を受け取る | クレアールからクーポン番号が届く |
| 3. 講座に申し込む | 講座の申込時にクーポンを使う |
ここで一番大事なのは、講座を申し込む前にクーポンを受け取ることです。
公式ページには、すでに講座を受講・申込している人にはクーポンを発行できないと書かれています。
先に申し込んでしまうと割引は使えないので、順番に注意してください。
クーポンが届いてから申し込むまで
- クーポン番号が届いたら、対象コースを選んで申込画面に進む
- 申込時にクーポン番号を入力する
- 支払いの前に、割引後の金額になっているかを画面で確認する
このページをブックマークしておけば、クーポンが届いたあとに条件と金額をもう一度確かめられます。
ほかの割引との関係|使えるクーポンは1つだけ
クレアールには、高得点者割引のほかにも、過去の受講生向けの割引などがあります。
ただし公式ページには「各クーポンは併用できません。使用できるクーポンは一つのみです」と書かれています。
複数の割引に当てはまる人は、金額が一番大きいものを選ぶことになります。
ほかの割引やキャンペーンの内容は、クレアール社労士講座のキャンペーン・割引の記事にまとめています。
1年コースとセーフティコース、どちらを選ぶか
対象コースは、2027年の試験を目指す1年コースと、2027年・2028年の2年分を見据えたセーフティコースに分かれています。
価格はセーフティコースのほうが高く、高得点者割引の金額も大きくなっています。
択一式で40点以上取れている人は、知識の土台はすでにある状態です。
一方で、社労士試験は選択式の1科目の基準点で結果が決まることも多く、1回で確実に受かるとは言い切れません。
2年分の備えがほしいか、1年で決めたいかで選ぶのが現実的です。
セーフティコースの仕組みはセーフティコースの記事で詳しく解説しています。
合格した場合の返金とお祝い金
クレアールの対象コースには、合格したときに受講料が戻る制度もあります。
公式ページに書かれている制度
✅ 合格者返金制度:2026年の試験を受験して対象コースを申し込んだ人が、2026年の試験に合格していた場合、納入した受講料を全額返金
✅ 合格お祝い金:2027年の試験に合格し、合格体験記などの執筆に協力した場合に20,000円
✅ セーフティコースの未受講分返金:2027年の試験に合格した場合、2028年目標カリキュラムの未受講分として6万円を返金
合格者返金制度があるので、合格発表の前に来年のコースを申し込んでも、2026年に合格していれば受講料は戻ってきます。
自己採点で合否がはっきりしない人でも、準備を止めずに済むのは大きな安心材料です。
返金の条件や手続きは細かく決まっているので、申し込む前に公式ページで必ず確認してください。
択一式40点未満だった人はどうする?
択一式が40点に届かなかった人は、高得点者割引の対象外です。
その場合は、月ごとの案内価格や、ほかの割引制度を確認することになります。
どのコースが自分に合うかは、無料の資料請求で届くパンフレットと書籍で比べるのが確実です。
点数に関係なく、まずは学習方針が自分に合うかを確かめてから決めてください。
よくある質問
Q. 選択式の足切りで不合格でも対象になりますか?
公式ページの条件は「択一式の点数」だけです。択一式が40点以上なら、選択式の結果に関係なく対象になります。
Q. 成績通知書がまだ届いていません。申請できますか?
2026年度試験については、クレアールの「合否分析」での採点結果を使えると公式ページに書かれています。成績通知書は10月14日に発送予定です。
Q. 2024年以前の点数でも使えますか?
公式ページの対象は2025年・2026年の受験者です。それより前の年の点数は対象として書かれていません。
Q. すでにクレアールに申し込んでしまいました。あとから割引できますか?
公式ページには、すでに受講・申込している人にはクーポンを発行できないと書かれています。申込の前に申請してください。
Q. ほかのクーポンと一緒に使えますか?
使えません。公式ページに「使用できるクーポンは一つのみ」と書かれています。
Q. 択一式40点は、合格にどのくらい近い点数ですか?
過去5年の択一式の合格基準点は42〜45点、平均点は28〜32点台です。40点は平均より10点前後高く、合格基準にあと2〜5点の位置です。
Q. 高得点者割引を使うなら、どのコースがおすすめですか?
クレアールの公式ページでは、択一式の自己採点が40点以上の人の対象として上級パーフェクトコースが書かれています。過去問の得点が半分以下なら中上級W受講コースも候補です。
Q. 教育訓練給付金は割引後の金額で計算されますか?
公式ページには「各月の割引キャンペーン適用後の受講料の20%(最大10万円)」と書かれています。支給には雇用保険の加入期間などの条件があります。
まとめ|択一式40点以上なら、申込の前にクーポンを申請する
この記事のポイント
✅ 2025年・2026年の試験で択一式40点以上ならクレアールの高得点者割引の対象
✅ 50点以上は2万〜3万円、40〜49点は1万〜1.5万円の割引
✅ 2026年受験者は「合否分析」の採点結果で、成績通知書を待たずに申請できる
✅ 択一式40点以上の人向けの公式の目安は上級パーフェクトコース。給付金対象なら負担はさらに2割減
✅ 講座を申し込む前にクーポンを受け取る。併用は不可
あと一歩で不合格だった人ほど、翌年の合格は十分に狙えます。
割引の条件と金額を確かめたうえで、まずは無料の資料請求で学習方針を確認してください。
割引の最新の条件はクレアール公式の高得点者割引キャンペーンのページで確認できます。
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