🎯 結論(先に要点)
2027年8月の社労士試験に向けた市販テキストは、2026年秋から順に出ています。TAC出版「みんなが欲しかった!社労士の教科書 2027年度版」は2026年10月6日発売・税込4,400円、LEC「出る順社労士 必修基本書 2027年版」は税込3,762円(10月21日時点で準備中)です。選ぶときは年版・読む本と解く本が同じシリーズでそろうか・選択式対策の本があるか・正誤表が出るかを見ます。どれが一番と決める公的なデータはないので、書店で数ページ読み、続けられそうな本を選んでください。


この記事でわかること:
- 2027年版の主な市販テキストの発売日・定価・構成(出版社の公表)
- テキストを選ぶときの4つの確認ポイント
- 何冊そろえるか・費用はいくらか(定価で計算)
- 古い年版のテキストを使うときの注意
- 2027年8月までの1年の使い方と、講座を考える目安
書籍の情報は、TAC出版とLECの公式ページで2026年10月21日に確かめたものです。
試験の数字は、厚生労働省と社会保険労務士試験の試験センターの公表資料によります。
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社労士テキスト2027年版の発売状況|発売日・定価・構成
2027年8月の試験(第59回)に向けたテキストは、「2027年版」「2027年度版」と表示されたものです。
TAC出版の「みんなが欲しかった!」シリーズは、2026年8月から12月にかけて順に発売されます。
LECの「出る順社労士」シリーズは、2027年版の価格が公表され、10月21日時点では「準備中」です。
| シリーズ(出版社) | 書名(2027年版) | 発売日 | 定価(税込) | 構成 |
|---|---|---|---|---|
| みんなが欲しかった!(TAC出版) | 社労士の教科書 | 2026年10月6日 | 4,400円 | A5判・1,200ページ・フルカラー・赤シート・分冊できる形式 |
| みんなが欲しかった!(TAC出版) | 社労士の問題集 | 2026年10月6日 | 3,630円 | 952ページ |
| みんなが欲しかった!(TAC出版) | 社労士の年度別過去問題集5年分 | 2026年12月4日 | 3,300円 | 832ページ |
| みんなが欲しかった!(TAC出版) | 社労士合格のツボ 選択対策 | 2026年11月7日 | 3,190円 | 732ページ |
| みんなが欲しかった!(TAC出版) | 社労士全科目横断総まとめ | 2026年12月5日 | 2,200円 | 472ページ |
| みんなが欲しかった!(TAC出版) | 社労士合格へのはじめの一歩 | 2026年8月7日 | 1,760円 | 364ページ(入門書) |
| 出る順社労士(LEC) | 必修基本書 | 準備中(10/21時点) | 3,762円 | A5判 |
| 出る順社労士(LEC) | 必修過去問題集①労働編・②社会保険編 | 準備中(10/21時点) | 各1,980円 | 過去10年の択一式・選択式を項目別に掲載 |
| 出る順社労士(LEC) | 一問一答過去10年問題集①〜④ | 準備中(10/21時点) | 各1,782円 | 過去10年分を肢ごとに科目別・項目別に並べたもの |
| 出る順社労士(LEC) | 選択式徹底対策問題集 | 準備中(10/21時点) | 2,772円 | 本試験と同じ形式・重要度A〜Cつき |

ほかにも、日本経済新聞出版の「うかる!社労士」、三省堂の「ケータイ社労士」などのシリーズがあります。
これらの2027年版の発売日と価格は、各出版社の公式ページで確かめてください。
発売前の本は、書店の予約ページの日付が後で変わることがあります。
社労士テキストの選び方|買う前に見る4つのポイント
「どれが一番受かるか」を比べた公的なデータはありません。
そこで、出版社の情報と試験の仕組みから確かめられる点で選びます。
① 2027年版かどうか(年版)
社労士試験は、公示の時点で施行されている法令で出題されます。
第58回(2026年)は「令和8年4月10日現在施行」の法令が基準でした(受験案内)。
労働・社会保険の法律は改正が多いので、2027年に受けるなら2027年版を使います。
② 読む本と解く本が同じシリーズでそろうか
テキストで読んだところを、すぐ問題で確かめるのが基本の流れです。
TACは「教科書」と「問題集」、LECは「必修基本書」と「必修過去問題集」が対になっています。
同じシリーズなら、用語や章の並びがそろっていて行き来しやすくなります。
③ 選択式の対策本があるか
社労士試験は、選択式と択一式のそれぞれで、総得点と科目ごとの点の両方に基準があります。
第58回の選択式は、総得点25点以上かつ各科目3点以上(雇用保険法は2点以上)が条件でした。
1科目でも基準に届かないと不合格なので、選択式専用の本があるシリーズだと準備しやすくなります。
| 選択式 | 択一式 | |
|---|---|---|
| 問題数・配点 | 8問・40点満点 | 70問・70点満点 |
| 総得点の基準(第58回) | 25点以上 | 47点以上 |
| 科目ごとの基準(第58回) | 各3点以上(雇用保険法は2点以上) | 各4点以上 |
④ 正誤表や法改正の情報が公開されるか
テキストは秋に出るため、発売のあとに決まった改正は本文に入っていません。
TAC出版は書籍ごとのページに正誤表(PDF)の欄があります。
買う前に、出版社のサイトで正誤表や追補の案内がどこに出るかを見ておくと安心です。
社労士テキストは何冊必要?|そろえ方と費用(定価で計算)
最低限は、同じシリーズの「テキスト1冊(または分冊)」と「問題集1冊」です。
そこに、過去問題集・選択式対策・横断整理の本を必要に応じて足します。
下の図は、2027年版の税込定価で計算した例です。

| そろえ方 | TAC(みんなが欲しかった!) | LEC(出る順社労士) |
|---|---|---|
| 最低限(読む本+解く本) | 教科書+問題集=8,030円 | 必修基本書+必修過去問題集①②=7,722円 |
| +選択式対策 | +選択対策=11,220円 | +選択式徹底対策=10,494円 |
| +過去問・横断整理 | +過去問5年分+横断総まとめ=16,720円 | (+一問一答①〜④は各1,782円) |
冊数の考え方をもう少し詳しく知りたい人は、社労士試験のテキストは何冊必要?も読んでみてください。
過去問は、試験センターが直近3年分の問題と正答を公式PDFで公開しています。
入手先は社労士の過去問(公式PDF)のまとめにあります。
古い年版や中古のテキストを使うときの注意
古い年版でも、法律の基本的な仕組みを読む助けにはなります。
ただし、改正された数字や要件は古いままなので、そのまま覚えると失点につながります。
使う場合は、該当する年の改正点を厚生労働省の発表で確かめ、余白に書き込んでおきましょう。
一般常識(白書・統計)の数字も毎年変わります。
出題の基準日の考え方は、2027年の受験案内(例年4月に公表)で必ず確かめてください。
2027年8月の試験までのテキストの使い方(目安)
10月に始める場合の、テキストと問題集の使い方の目安です。
時期は第58回の実績(申込4月13日〜5月31日・試験8月23日)をもとにしています。
| 時期 | 使う本 | やること |
|---|---|---|
| 10〜12月 | 教科書(基本書)+問題集 | 労働科目を読み、章ごとに問題を解く |
| 1〜3月 | 教科書(基本書)+問題集 | 社会保険科目を読み、章ごとに問題を解く |
| 4〜5月 | 正誤表・厚生労働省の発表 | 出題の基準日(公示)を確認し、改正点を書き込む。受験を申し込む |
| 5〜7月 | 過去問題集・選択式対策・横断整理 | 全科目を通して解き、基準点を割りやすい科目を補う |
| 8月 | これまでの本の総復習 | 新しい本は増やさず、間違えた問題を繰り返す |
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2026年に届かなかった人向けに、2027年の試験までの動き方と講座の割引を図で説明しています(再生すると音声が流れます)。
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市販テキストの独学か、通信講座か|考える目安
第58回の合格率は9.3%でした(厚生労働省発表)。
市販テキストだけで合格する人もいますが、独学と講座の合格率を比べた公的な統計はありません。
どちらにするかは、次の3点で考えるのが現実的です。
| 確認すること | 市販テキストで独学 | 通信講座 |
|---|---|---|
| 費用 | 上の例で約8千〜1万7千円(税込定価) | 講座ごとに異なる(公式サイトで確認) |
| 法改正・白書の情報 | 自分で厚生労働省の発表を追う | 講座側の教材・講義で案内がある |
| 質問・学習計画 | 自分で調べる・自分で立てる | 講座の質問制度・カリキュラムを使える |
私は社労士試験を3回受け、2回目は選択式が1点足りずに不合格でした。
3回目は通信講座を使って合格しました。
🎬 動画で見る:社労士試験に2回落ちた話
選択式あと1点で不合格になってから、3回目で合格するまでにやったことを話しています(再生すると音声が流れます)。
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社労士テキストのよくある質問
Q. 社労士のテキストは何冊必要ですか?
A. 最低限は、同じシリーズのテキストと問題集の2〜3冊です。選択式対策・過去問題集・横断整理の本を足すと5〜6冊になり、TACの2027年度版なら税込定価で合計16,720円です。
Q. 2027年版のテキストはいつ発売されますか?
A. TAC出版の「みんなが欲しかった!社労士の教科書」と「問題集」の2027年度版は2026年10月6日に発売されました。LECの「出る順社労士」2027年版は、2026年10月21日時点で準備中です。
Q. 古い年版のテキストでも大丈夫ですか?
A. 出題は公示の時点で施行されている法令が基準です(第58回は令和8年4月10日現在)。古い年版は改正前の内容のままなので、2027年に受けるなら2027年版を使うか、改正点を厚生労働省の発表で確かめて補ってください。
Q. 市販テキストだけで合格できますか?
A. 市販テキストで合格する人もいますが、独学と講座の合格率を比べた公的な統計はありません。法改正の情報を自分で追えるか、学習計画を自分で立てられるかで判断してください。
Q. テキストに誤りがあったときはどうすればいいですか?
A. 出版社が正誤表を公開しています。TAC出版は書籍ごとのページに正誤表(PDF)の欄があります。使い始める前と、試験前に確認してください。
この記事の出典
- TAC出版 書誌ページ:社労士の教科書 2027年度版・問題集・年度別過去問題集5年分・合格のツボ 選択対策・全科目横断総まとめ・はじめの一歩(2026年10月21日確認)
- LEC 書籍案内「2027年出る順社労士シリーズ」(2026年10月21日確認)
- 第58回(令和8年度)社会保険労務士試験 受験案内(出題の基準となる法令・申込期間)
- 厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の合格者発表」(合格率・合格基準)
まとめ|2027年版を、続けられるシリーズで1組そろえる
- TAC「社労士の教科書」2027年度版は2026年10月6日発売・税込4,400円。LEC「必修基本書」2027年版は税込3,762円(10/21時点で準備中)
- 選ぶときは、年版・読む本と解く本の対・選択式対策の本・正誤表の4点を見る
- そろえる費用は税込定価で約8千円(最低限)〜1万7千円(5冊)
- 出題は公示時点で施行の法令が基準。古い年版は改正点を自分で補う
どれが一番かは人によって違います。書店で数ページ読み、1年続けられそうなシリーズを選んでください。
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