社会保険労務士(社労士)・行政書士のダブルライセンス保有者。実際に両試験に合格した経験をもとに、受験生目線のリアルな情報を発信しています。
社労士試験の「労働者災害補償保険法(労災)」は、業務上・通勤災害に対する補償制度を扱う科目です。給付の種類・計算・特別加入など覚えることが多いですが、出題パターンが安定しているため対策しやすい科目でもあります。
労災保険法の主な出題テーマ
①業務災害・通勤災害の認定:業務上の負傷・疾病の認定基準・通勤の定義(合理的な経路・方法)・逸脱・中断の考え方など。実例で判断を問われる問題が多い。
②各種給付の種類と内容:療養補償給付・休業補償給付・障害補償給付・遺族補償給付・傷病補償年金・介護補償給付・葬祭料。給付の種類と条件を整理して覚える必要があります。
③給付基礎日額:各種給付の計算基礎となる「給付基礎日額」の計算方法・最低保障額・スライド制度など。計算問題として出題されます。
④特別加入制度:中小企業主・一人親方・海外派遣者などが任意で加入できる特別加入の種類・要件・保険料計算など。試験での出題頻度が高いテーマです。
⑤二次健康診断等給付:特定健診で異常所見があった場合の二次健康診断の給付要件・給付内容。
労災の学習ポイント
①業務災害と通勤災害の「認定基準」を具体例で理解
業務上かどうかの判断は「業務遂行性(業務中かどうか)」と「業務起因性(業務が原因かどうか)」の2要件で判断します。具体的な事例(昼食外出中の事故・残業帰りの事故など)を通じて感覚を身につけましょう。
②各給付の「日数・割合・要件」をセットで暗記
休業補償給付は「休業4日目から・給付基礎日額の60%+20%(特別支給金)=80%」という覚え方が有効です。各給付の支給日数・支給率・待期期間をセットで覚えましょう。
③特別加入の3区分を整理する
第1種(中小企業主等)・第2種(一人親方等)・第3種(海外派遣者)の区分と、それぞれの加入要件・保険料の計算方法を正確に把握しましょう。特別加入は試験での出題頻度が高く、確実な得点源にできます。
④通勤の定義と例外を正確に覚える
「住居と就業の場所の合理的な経路・方法による往復」が通勤の基本定義です。日常生活上必要な行為のための逸脱・中断は通勤と認められますが、それ以外は通勤とみなされなくなります。この「例外」の範囲は試験に繰り返し出るため、具体例で理解しましょう。
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