社会保険労務士(社労士)・行政書士のダブルライセンス保有者。実際に両試験に合格した経験をもとに、受験生目線のリアルな情報を発信しています。
社労士試験の中でも「労働に関する一般常識(労一)」は、受験生が最も苦手とする科目のひとつです。出題範囲が広く、予測しにくい問題が出ることも多いため、「対策の仕方がわからない」という声が多く聞かれます。
この記事では労一の出題範囲・難しさの理由・効果的な対策法を詳しく解説します。
労働一般常識(労一)とは?
「労働に関する一般常識」は社労士試験の選択式・択一式両方に出題される科目です。主に以下の内容から出題されます。
①労働関係法令:労働組合法・労働関係調整法・男女雇用機会均等法・育児介護休業法・パートタイム労働法・最低賃金法など、労働基準法以外の労働関連法規。
②労働経済・統計:就業状況・賃金・労働時間・非正規雇用の現状など、厚生労働省が公表する各種統計データ。
③白書:「労働経済白書(労働経済の分析)」の内容から出題されることがある。
労一が難しい理由
①範囲が非常に広い:労働基準法だけでも膨大なのに、さらに多くの労働関連法規がすべて範囲に含まれます。どこが出るかの予測が難しく、「捨て問」を作りにくい科目です。
②統計・白書の数値が毎年変わる:就業率・賃金水準・育休取得率など、毎年更新される数値が問われます。古い教材での学習は通用しません。
③マイナー法令からの出題がある:普段あまり意識しない法律(障害者雇用促進法・高年齢者雇用安定法・家内労働法など)から突然出題されることがあります。
④選択式の足切りリスクが高い:労一は選択式での救済発動が多い科目として知られており、裏を返せば「難問が出やすい科目」でもあります。
労一の効果的な対策法
①頻出の労働関連法令を優先的に学ぶ
すべての法律を完璧にしようとするのは時間的に不可能です。過去問を分析して出題頻度の高い法令(均等法・育介法・パート・有期法・最賃法・障害者雇用など)を優先的に学習しましょう。
②統計・白書は直前期に集中
統計データは試験直前(6月以降)に最新版を確認するのが最も効率的です。通信講座では毎年更新された統計まとめ教材が提供されます。「傾向の方向性(増加/減少)」と「主要な数値」を中心に押さえましょう。
③過去5〜10年の出題論点を分析する
労一は毎年同じテーマが出るわけではありませんが、過去問を見ると「出やすい分野」「問われやすい角度」のパターンが見えてきます。過去問分析を通じて出題傾向を把握することが重要です。
④選択式の足切り対策として「3点確保」を目標にする
選択式の労一は5問中3点以上が基準点です。「全問正解」を狙うのではなく、「確実に3点取る」ことを目標に学習効率を高めましょう。確実に正解できる問題を増やすことが最短合格への道です。
労一対策も含めたトータルサポートはクレアールで
労一は独学での対策が難しい科目のひとつです。クレアールは毎年の法改正・統計データに対応した教材を提供しており、直前期の一般常識対策も含めたカリキュラムが充実しています。
苦手な科目こそ、専門家が設計したカリキュラムに乗ることが合格への近道です。


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