「社労士の資格を取ったら、年収はどれくらいになるんだろう?」。
受験を迷っているとき、いちばん気になるのがこの点ではないでしょうか。
がんばって合格しても、収入につながらなければ意味がない——そう考えるのは当然です。
社労士の年収は、実は働き方によって大きく変わります。
🎯 結論(要点)
社労士の年収は勤務で約400〜700万円、開業なら数百万〜1,000万円超と働き方で大きく変わります。経験を積むほど上がり、行政書士などとのダブルライセンスでさらに上振れも。下のシミュレーターで、あなたの働き方・経験での年収レンジを確認できます。


このページでわかること
✅ 働き方別(勤務・開業)の社労士年収
✅ 経験年数で年収はどう変わるか
✅ ダブルライセンスの年収インパクト
✅ 年収レンジが分かる無料シミュレーター
社労士の年収は「働き方」で大きく変わる

社労士の年収を一言で語るのは難しく、「働き方」で大きく分かれます。
大きく分けると、社労士事務所や一般企業で働く勤務社労士と、自分で事務所を構える開業社労士があります。
勤務は安定、開業は上限なし——どちらを選ぶかで年収のかたちはまったく変わります。
自分がどの働き方を目指すかで、見込める年収をイメージしておきましょう。
逆に言えば、同じ社労士でも「どう働くか」で年収は2倍以上変わることもあります。
勤務社労士(事務所・企業内)の年収

まず、安定して働ける勤務社労士の年収から見ていきます。
「いきなり開業は不安」という人にとって、勤務はリスクを抑えて社労士のキャリアを始められる現実的な選択肢です。
| 働き方 | 経験の目安 | 年収レンジの目安 |
|---|---|---|
| 社労士事務所 | 〜3年 | 約300〜450万円 |
| 社労士事務所 | 3〜10年 | 約400〜550万円 |
| 企業の人事・総務 | 3〜10年 | 約480〜680万円 |
| 企業の人事・総務 | 10年以上(管理職等) | 約600〜900万円 |
勤務は、資格手当や昇進で着実に年収が上がるのが特徴です。
特に企業内で人事・労務のスペシャリストとして管理職になると、年収はさらに伸びます。
近年は労務トラブルや働き方改革で、社内に労務の専門家を求める企業が増えており、企業内社労士の価値は高まっています。
開業社労士の年収はピンキリ

開業社労士の年収は、まさにピンキリです。
顧問契約の数で収入が決まり、上限はありません。
軌道に乗れば年収700万〜1,000万円超も十分に狙えます。
一方で、開業初期は顧客がいないため収入が低い時期もあります。
最初の数件の顧問先をどう獲得するかが、開業成功の最大のポイントです。
勤務時代の人脈や、得意分野(助成金・就業規則・年金など)を打ち出すことが、最初の契約につながりやすくなります。

ダブルライセンスで年収はどう変わる

社労士の年収を底上げする有力な手段が、ダブルライセンスです。
1つの資格で差をつけにくい時代だからこそ、組み合わせの価値が高まっています。
社労士+行政書士などを組み合わせると、対応できる業務範囲が一気に広がります。
労務(社労士)と許認可・書類作成(行政書士)の両方をワンストップで請けられるため、顧問先からの信頼も厚くなります。
結果として、開業+ダブルライセンスでは年収1,000万円超も現実的になります。
差別化が難しい士業の世界で、複数資格は強力な武器です。
とくに行政書士は受験資格の制限がなく、社労士の受験資格にもなるため、組み合わせる人が少なくありません。
社労士が年収を上げる4つの方法

社労士として年収を上げるには、次の4つが王道です。
どれか1つでも、自分の状況に合うものから着実に進めれば年収は変わります。
- 実務経験を積む:勤務で経験を重ね、資格手当・昇進で着実に上げる。
- 企業内で管理職を目指す:人事・労務のスペシャリストとして社内評価を高める。
- 独立開業する:顧問契約を増やし、収入の上限を外す。
- ダブルライセンス:行政書士などを併せ持ち、業務範囲と単価を広げる。
いずれの道でも、まず必要なのは社労士試験への合格。
合格して初めて、これらの選択肢が手に入ります。
【ケース別】年収アップの実例

働き方によって、年収の伸び方がどう違うか見てみましょう。
自分の理想に近いケースを見つけて、合格後のイメージを膨らませてみてください。
💼 Aさん(企業の人事部で取得→管理職)
→ 年収 約450万→700万円
資格を機に人事のスペシャリストとして評価が上がり、管理職へ。社内でのキャリアが開けた。
💼 Bさん(社労士事務所で経験→独立)
→ 年収 約400万→800万円
事務所で実務を学んだ後に独立。顧問先を増やし、勤務時代を大きく上回る年収に。
💼 Cさん(行政書士+社労士で開業)
→ 年収 1,000万円超
労務と許認可をワンストップで提供。ダブルライセンスの強みで高単価の案件を獲得。
このように、社労士は「取ってから」の動き方で年収が大きく変わる資格です。
大切なのは「合格して終わり」にせず、合格後のキャリアまで見据えて動くことです。
社労士の年収のよくある誤解

社労士の年収には、もったいない思い込みがあります。
正しく知っておけば、必要以上に不安にならずに目標を立てられます。
❌ 社労士は開業しないと稼げない
⭕ 勤務でも資格手当・昇進で着実に上がる
企業内社労士として管理職になれば年収600〜900万円も。開業だけが道ではありません。
❌ 資格を取れば自動的に年収が上がる
⭕ 「取ってから」の動き方で差がつく
経験を積む・管理職を目指す・独立する・W資格など、合格後の戦略が年収を左右します。
❌ 開業はいきなり高収入
⭕ 初期は低く、顧問先を増やして伸ばす
開業当初は収入が不安定。最初の顧問契約をどう取るかが成功のカギです。
この年収を目指すなら、まず「合格」から
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よくある質問

社労士の平均年収はどれくらいですか?
働き方で大きく異なります。勤務社労士は約400〜700万円、開業社労士はピンキリで数百万〜1,000万円超まで幅があります。経験年数やダブルライセンスでも変わります。
社労士は開業しないと稼げませんか?
そんなことはありません。社労士事務所や企業の人事・総務で勤務しても、資格手当や昇進で着実に年収は上がります。企業内で管理職になれば600〜900万円も狙えます。
開業社労士はどのくらい稼げますか?
顧問契約数次第で上限はありません。軌道に乗れば700万〜1,000万円超も可能です。一方、開業初期は収入が低い時期もあるため、顧客獲得が成功のカギになります。
ダブルライセンスで年収は上がりますか?
上がりやすくなります。社労士+行政書士などで対応業務が広がり、ワンストップで請けられるため信頼も収入も上振れします。開業では年収1,000万円超も現実的です。
年収を上げるには何をすればいいですか?
実務経験を積む・企業内で管理職を目指す・独立開業する・ダブルライセンスを取る、が王道です。いずれもまず社労士試験に合格することが前提です。
未経験から社労士で年収を上げるステップ

「実務未経験だけど、社労士で年収を上げられる?」という不安もあるはずです。
結論、未経験からでも次のステップを踏めば十分に可能です。
- 合格する:まずは社労士試験に合格。すべてはここから。
- 実務経験を積む:社労士事務所や企業の人事・総務で2〜3年、実務を覚える。
- 資格手当・昇進で上げる:勤務のまま、専門性を武器に年収を伸ばす。
- 独立 or W資格:経験を積んだら、開業やダブルライセンスで上限を外す。
未経験でも、合格→実務→専門性→独立の順で着実に年収は上がります。
40代・50代から目指して、定年後のセカンドキャリアにする人も少なくありません。

まとめ:社労士の年収は「合格後の動き方」で決まる
社労士の年収は、勤務か開業か、経験年数、ダブルライセンスの有無で大きく変わります。
まずは上のシミュレーターで、あなたの目指す働き方での年収レンジを確認してみてください。
数字で将来像が見えると、「目指す価値がある」とはっきり感じられるはずです。
そして、その年収を手にするための第一歩は、社労士試験への合格です。
目標が見えたら、あとは合格に向けて動き出すだけです。
年収という具体的なゴールが見えると、勉強のモチベーションも続きやすくなります。
行政書士・社労士有資格者(社労士試験合格者)。実際に両試験に合格した経験をもとに、受験生目線のリアルな情報を発信しています。


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