社会保険労務士(社労士)・行政書士のダブルライセンス保有者。実際に両試験に合格した経験をもとに、受験生目線のリアルな情報を発信しています。
社労士は副業・兼業で稼げる資格か?
「社労士資格を取ったら副業で稼げる?」という質問をよく受けます。結論として、社労士は副業・兼業で収入を得やすい資格の一つです。ただし、正しい方法で動かないと稼げないのも事実です。本記事では社労士副業の現実的な年収・働き方・注意点を解説します。
社労士の副業収入の目安
副業社労士の収入は、活動スタイルによって大きく異なります。
| 副業スタイル | 月収の目安 | 年収換算 |
|---|---|---|
| 社労士事務所でのパート補助(週2〜3日) | 5〜15万円 | 60〜180万円 |
| 個人顧問契約(中小企業1〜3社) | 3〜15万円 | 36〜180万円 |
| スポット相談・セミナー講師 | 1〜10万円 | 12〜120万円 |
| 給与計算代行(数社) | 2〜8万円 | 24〜96万円 |
| ライティング・監修(労務記事) | 0.5〜5万円 | 6〜60万円 |
副業社労士の年収は、年間30〜150万円が現実的なレンジです。本業の合間に月5〜10時間程度働いて月3〜10万円を稼ぐのが一般的なモデルです。
社労士副業の主な働き方
① 社労士事務所でのパート・アルバイト
最も参入しやすいのが社労士事務所での補助業務です。労働保険・社会保険の手続き補助、給与計算補助などを担当します。登録前でも補助として働けるため、開業準備をしながら現場経験を積む人も多いです。
② 中小企業の顧問契約
社労士登録後は、中小企業の労務顧問として月額顧問料を受け取るモデルが副業の王道です。月3〜5万円/社で2〜3社受ければ月6〜15万円になります。ただし、開業社労士として登録が必要で、本業勤務先の就業規則で副業が禁止されていないか確認が必要です。
③ 給与計算代行
毎月の給与計算を代行するスポット業務です。1社あたり月1〜3万円程度で、単純作業のため効率よく稼げます。システム(給与奉行・弥生給与など)の操作スキルが求められます。
④ セミナー・研修講師
労働関係法令・ハラスメント対策・就業規則の勉強会など、企業向けセミナーの講師として活動する方法です。1回3〜10万円程度が相場ですが、集客力と信頼実績が必要です。
⑤ ライティング・監修業務
労務・人事・社会保険関連のWebメディア記事執筆や監修業務です。1記事5,000〜3万円程度で、在宅で時間を選ばず働けます。社労士資格があることで専門性を担保できます。
副業社労士になる際の重要注意点
注意点① 本業の就業規則を確認
会社員の場合、本業の就業規則で副業・兼業が禁止されているケースがあります。特に顧問契約や開業は「事業の経営」に該当するため、必ず事前に確認してください。
注意点② 社労士登録が必要な業務がある
社労士の独占業務(社会保険・労働保険の申請代行、帳簿書類の作成)は社労士登録なしでは受任できません。顧問契約や手続き代行を副業にするには、社労士会への登録が必要です。登録には入会金・年会費がかかります(概ね年間5〜15万円程度)。
注意点③ 確定申告が必要
副業収入が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。所得税・住民税の処理も考慮に入れてください。
注意点④ 守秘義務の徹底
社労士は業務上知り得た秘密を守る守秘義務があります(社労士法第21条)。クライアントの給与情報・個人情報の管理には細心の注意が必要です。
副業から開業独立へのステップ
社労士副業の最終形は開業独立です。副業で経験を積み顧問先を3〜5社確保してから独立するのが安全なロードマップです。
- 社労士試験合格・資格取得
- 社労士事務所でのパート・実務経験を積む
- 社労士会登録(勤務社労士または開業社労士)
- 副業で顧問先・給与計算案件を獲得
- 月20〜30万円の副業収入が安定したら独立を検討
社労士資格取得のファーストステップ
副業収入を得るには当然ながらまず社労士試験に合格することが前提です。合格率6〜7%の難関試験ですが、効率よく勉強すれば1〜2年で合格できます。
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まとめ
- 社労士副業の現実的な年収は30〜150万円程度(活動スタイルによる)
- 事務所パート・顧問契約・給与計算代行・セミナー講師・ライティングが主な副業モデル
- 顧問契約等の独占業務は社労士登録必須・本業の就業規則確認も必要
- 副業で実績を積んでから開業独立するのが安全な戦略
- まず社労士試験合格が第一歩。クレアールの通信講座が最短ルートとして定評あり


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