社労士の平均年収
社会保険労務士(社労士)の平均年収は、働き方によって大きく異なります。厚生労働省の賃金構造基本統計調査や各種業界データによると、勤務社労士の平均年収は400〜600万円、開業社労士は平均500〜700万円(ただし個人差が大きい)とされています。
ただし「平均」という数字には罠があります。開業社労士は年収200万円台の方から2,000万円超の方まで幅広く、二極化が著しい職業です。
働き方別 社労士の年収詳細
📊 社労士の年収比較(2026年版)
| 働き方 | 年収範囲 | 平均年収 | 収入の安定性 |
|---|---|---|---|
| 勤務社労士(事務所) | 300〜600万円 | 380〜450万円 | ★★★★☆ |
| 勤務社労士(企業内) | 400〜700万円 | 500〜550万円 | ★★★★★ |
| 開業社労士(独立) | 200万〜2,000万円+ | 500〜700万円 | ★★☆☆☆ |
勤務社労士(社労士事務所)の年収
社労士事務所に勤務する場合の年収は300〜600万円が一般的です。資格取得直後は年収300〜380万円台からスタートするケースが多く、実務経験を積むにつれて昇給します。
大手社労士法人では管理職クラスで年収600〜800万円を超える場合もあります。ただし一般的な社労士事務所は中小規模が多く、給与水準は企業に比べてやや低い傾向があります。
企業内社労士(人事・労務部門勤務)の年収
企業の人事部・総務部に社労士資格を持って勤務する「企業内社労士」は、年収が安定しており400〜700万円が多いです。大手企業ではさらに高い年収も見込めます。
💡 企業内社労士の年収アップポイント
- 社労士資格手当(月1〜3万円程度)が加算される企業が多い
- 人事マネージャー・部長昇進で年収600〜800万円台も可能
- 大手企業・外資系企業ではさらに高水準
開業社労士の年収と収入の仕組み
独立開業した社労士の収入は顧問先の企業数と顧問料で決まります。中小企業を対象に月3〜5万円の顧問料で10〜20社と顧問契約を結ぶのが一般的なモデルです。
開業社労士の収入計算例
月収計算例(顧問10社の場合)
- 月額顧問料3万円 × 10社 = 月30万円(年360万円)
- 月額顧問料5万円 × 10社 = 月50万円(年600万円)
- 顧問20社 × 3万円 + 助成金・スポット業務 = 年収800〜1,000万円も可能
助成金申請業務で収入を大幅アップ
助成金申請は成功報酬型(助成金額の10〜20%)が多く、1件で数十万円の報酬になる場合があります。厚生労働省の雇用関連助成金を専門にすることで、顧問料以外の大きな収入源になります。
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年収1,000万円を目指す社労士の戦略
社労士として年収1,000万円を達成するには、以下の戦略が有効です。
①顧問先を増やす(20〜30社)
顧問先1社あたり月3〜5万円とすると、30社で月100万円以上の安定収入になります。紹介経由や税理士・弁護士との連携で顧問先を増やすことが重要です。
②付加価値の高い専門サービスを提供する
就業規則作成(30〜50万円/件)、ハラスメント対策研修(5〜15万円/回)、採用コンサルティングなど単価の高いサービスを組み合わせることで年収が大幅にアップします。
③セミナー・研修講師で収入多様化
労務管理・法改正セミナーの講師として活躍することで、顧問料以外の収入源を確保できます。1回3〜10万円の講師料で月2〜3回登壇できれば、年間で60〜360万円の追加収入になります。
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よくある質問
Q. 社労士の平均年収はいくらですか?
A. 働き方によって異なります。勤務社労士(事務所)は380〜450万円、企業内社労士は500〜550万円、開業社労士は200万〜2,000万円以上と幅広く、平均では500〜700万円程度とされています。
Q. 社労士として年収1,000万円は可能ですか?
A. 可能です。顧問先を20〜30社確保し、助成金申請・就業規則作成・研修講師などを組み合わせることで年収1,000万円を達成している社労士は多くいます。ただし独立開業後に実績を積む期間(3〜5年)が必要です。
Q. 社労士資格は取る価値がありますか?年収は上がりますか?
A. 価値は高いです。企業内で取得すれば資格手当+昇進・転職でのキャリアアップが見込めます。開業すれば収入の上限がありません。試験合格率約5〜7%の難関国家資格であるため、取得後の希少価値と信頼性は高いです。


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